2016年6月22日水曜日

2016年6月22日 NHKあさイチで子どもの発達障害特集 トゥレット症候群と吃音は明記されず

2016年6月22日 NHKのあさイチにて 『ほめて伸ばす!子どもの発達障害』が放送されました。
前回の栗原類さん出演したときから1年ほど経過しての放送とのこと。

しかし、本当に残念なことに、発達障害者支援法に含まれている、トゥレット症候群と吃音が具体的に明記されませんでした。先日のNHK厚生文化事業団の講演会では両方とも発達障害と説明がありましたが、NHKの放送部門ではまだまだ浸透していないようです…。本当に悔しいです。

・NHK厚生文化事業団の講演会で「トゥレット症候群」、「吃音」が発達障害と説明 2016年6月12日
http://stutteringperson.blogspot.jp/2016/06/nhk2016612.html


画像のようにASD(自閉症スペクトラム)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、ADD(注意欠陥障害)、LD(学習障害)については紹介されました。

主に言われているものという前置きで。以上のものが紹介されました。
しかし、2014年12月より、内閣府の政府広報でもトゥレット症候群と吃音が発達障害に含まれていると周知をしています。

NHK厚生文化事業団の講演会ではしっかりと説明をしたのに、NHKの放送局もここまで説明すべきだと思いました。









2016年6月22日の放送内容

ほめて伸ばす!子どもの発達障害




「あさイチ」で、これまで2回にわたりお伝えしてきた“発達障害”。お伝えしてきたのは主に大人の発達障害でしたが、取材の過程で「言葉の発達が遅い」「こだわりが強い」など、わが子の発達に悩む保護者の方も多いことが分かってきました。そこで番組では、発達障害の子どもの療育方法として国際的に最も用いられている「ABA(応用行動分析)」についてご紹介。「うまくできたら、すぐにほめる」「課題を細かいステップに区切って教える」など、ABAに取り組む親子に密着し、子どもの発達を支援するために、親がどのように接すればよいのか、何が大切なのかを、考えました。
子どもの発達障害
発達障害は先天的な脳の機能障害の一種で、発達障害の人はほかの人とコミュニケーションをとったり社会生活を送ることに困難を感じる場合があります。
現在のところ根本的に治すことはできませんが、適切な対応によって社会生活上の困難は軽減することができると言われています。
幼児期には「視線が合わない」「人に興味を持たない」「言葉の発達が遅い」「こだわりが強い」などの症状が診られることがありますが、現れ方は発達障害のタイプや個人によって大きく異なります。
多くの場合、親は子どもとのつながりを感じにくくコミュニケーションがとれないために育てづらさを感じると言います。


ほめて伸ばす ABA(応用行動分析)
社会生活の困難を軽減する方法として国際的に広く用いられている手法にABA(応用行動分析)があります。望ましい行動の直後にほめるなどのごほうびを子どもにあげることによって、その「望ましい行動を増やす」ことができるという考え方です。


専門家ゲスト:平岩幹男さん(小児科医)
ゲスト:栗原類さん(モデル)、浜島直子さん(モデル)
リポーター:瀬田宙大アナウンサー

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