2015年2月21日土曜日

【紹介】TED(日本国内ではNHKスーパープレゼンテーション)ステラ・ヤング: 私は皆さんの感動の対象ではありません、どうぞよろしく

ステラ・ヤングさんの放送回のご紹介。
このTEDはとても印象に残るものです。
おそらく、この動画を見た人は考え方が変化するでしょう。

吃音者であれば、「吃音があります」→「あっ、そう。で?」という世の中が普通なのでしょうか?

吃音で吃りがある、コンビニエンスストアやファミリーレストランやホテルのフロントや駅員や運転手やコールセンターや百貨店の店員、サービス業の人が吃っていても、その勤務先に『おまえの会社はちゃんと社員教育してるのか!!障害者に接客させるとは何事だ!!』と苦情を入れるなんてことがない世の中になるでしょうか?
(サービス業の世界は決められた接客用語や敬語を使わなければいけない、お客様は神様という考えがあります。しかし吃ってしまい本人が言いやすい言葉を使っても気にならない社会だとどうなるでしょう?)



社会モデルが成熟すれば、吃音であっても、「私、吃音なんだ」→「はいはい。で、本題は――。」と全くスルーされる社会になるでしょうか?実は吃音の解決ってこれではないかと思います。世の中には吃音者がいて、この吃音がある人はうまく喋れないこともあるし、発話しやすい言葉をつかうこともある。それだけのこと。吃音を改善する、治すために病院に行く必要すらなくなるかもしれません。



動画
http://www.ted.com/talks/stella_young_i_m_not_your_inspiration_thank_you_very_much?language=ja#t-153577
コメディアンでジャーナリストのステラ・ヤングは、たまたま車椅子で生活をしています。ヤングが強調したいのは、この事実だけでヤングが全人類を感化するような気高い存在になるわけではないと言うことです。この面白い講演で、ヤングは私たちの社会が障害者を「感動ポルノ」にしてしまう風潮を批判します。

テキスト
http://www.ted.com/talks/stella_young_i_m_not_your_inspiration_thank_you_very_much/transcript?language=ja

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