ステラ・ヤングさんの放送回のご紹介。
このTEDはとても印象に残るものです。
おそらく、この動画を見た人は考え方が変化するでしょう。
吃音者であれば、「吃音があります」→「あっ、そう。で?」という世の中が普通なのでしょうか?
吃音で吃りがある、コンビニエンスストアやファミリーレストランやホテルのフロントや駅員や運転手やコールセンターや百貨店の店員、サービス業の人が吃っていても、その勤務先に『おまえの会社はちゃんと社員教育してるのか!!障害者に接客させるとは何事だ!!』と苦情を入れるなんてことがない世の中になるでしょうか?
(サービス業の世界は決められた接客用語や敬語を使わなければいけない、お客様は神様という考えがあります。しかし吃ってしまい本人が言いやすい言葉を使っても気にならない社会だとどうなるでしょう?)
社会モデルが成熟すれば、吃音であっても、「私、吃音なんだ」→「はいはい。で、本題は――。」と全くスルーされる社会になるでしょうか?実は吃音の解決ってこれではないかと思います。世の中には吃音者がいて、この吃音がある人はうまく喋れないこともあるし、発話しやすい言葉をつかうこともある。それだけのこと。吃音を改善する、治すために病院に行く必要すらなくなるかもしれません。
動画
http://www.ted.com/talks/stella_young_i_m_not_your_inspiration_thank_you_very_much?language=ja#t-153577
コメディアンでジャーナリストのステラ・ヤングは、たまたま車椅子で生活をしています。ヤングが強調したいのは、この事実だけでヤングが全人類を感化するような気高い存在になるわけではないと言うことです。この面白い講演で、ヤングは私たちの社会が障害者を「感動ポルノ」にしてしまう風潮を批判します。
テキスト
http://www.ted.com/talks/stella_young_i_m_not_your_inspiration_thank_you_very_much/transcript?language=ja
成人している吃音と広汎性発達障害とADHDとLDを併発している当事者のブログ。 社会的障壁のある全ての当事者が生きやすい、360度の方向へ選択肢がある世の中になることを目指す。現在日本国では吃音は障害者とされています。発達障害者支援法に入っています。(17文科初第16号 厚生労働省発障第0401008号を参照)詳細はこのブログの「吃音症は発達障害です」をご覧ください。 医師と言語聴覚士の皆様、「困っている当事者」のために精神障害者保健福祉手帳申請書類を書いてください。これ以上吃音を苦にした自殺者を出すわけにいきません。 吃音はDSM-5によると名称変更になりました→小児期発症流暢症(吃音)/小児期発症流暢障害(吃音) (Childhood-Onset Fluency Disorder (Stuttering))
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