著者は吃音きつおん者で、かつ吃音を専門とする耳鼻咽喉科医。吃音を完全に治す方法はないが、うまくつきあえるようにと、診療を続けている。
うまくつきあうために欠かせないのは、家庭や学校、社会で直面しやすいリスクへの備えだ。うまく対処できないと、話す意欲を失い対人恐怖症につながるなどのおそれがある。
本書では、幼児期のお遊戯会の発表での配慮や、祖父母の過剰な心配への対処法から、就職活動の乗り越え方まで、計29のリスクとその備えについてQ&A方式で解説した。
巻末には、幼稚園や保育園、学校の先生に向け、吃音とは何かや、先生ができることをまとめた文書も収録した。吃音に悩む親や、相談を受けた医療従事者が学校に理解を求める際に活用できる。(学苑社 1500円税別)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=109133&from=tb
成人している吃音と広汎性発達障害とADHDとLDを併発している当事者のブログ。 社会的障壁のある全ての当事者が生きやすい、360度の方向へ選択肢がある世の中になることを目指す。現在日本国では吃音は障害者とされています。発達障害者支援法に入っています。(17文科初第16号 厚生労働省発障第0401008号を参照)詳細はこのブログの「吃音症は発達障害です」をご覧ください。 医師と言語聴覚士の皆様、「困っている当事者」のために精神障害者保健福祉手帳申請書類を書いてください。これ以上吃音を苦にした自殺者を出すわけにいきません。 吃音はDSM-5によると名称変更になりました→小児期発症流暢症(吃音)/小児期発症流暢障害(吃音) (Childhood-Onset Fluency Disorder (Stuttering))
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