2014年4月16日水曜日

日本の国会で吃音が取り上げられた事案 第055回国会 決算委員会 第2号 昭和四十二年三月二十二日(水曜日)

1967年

第055回国会 決算委員会 第2号
昭和四十二年三月二十二日(水曜日)
   午前十一時二十五分開会
    ―――――――――――――
   委員の異動
 三月二十二日
    辞任         補欠選任
     鬼木 勝利君     北條 雋八君
    ―――――――――――――
 出席者は左のとおり。
   委員長          鶴園 哲夫君
   理 事
                中村喜四郎君
                温水 三郎君
                大橋 和孝君
                二宮 文造君
   委 員
                木内 四郎君
                久保 勘一君
                黒木 利克君
                佐藤 芳男君
                柴田  栄君
                高橋文五郎君
                仲原 善一君
                小野  明君
                大森 創造君
                佐野 芳雄君
                柴谷  要君
                達田 龍彦君
                北條 雋八君
                石本  茂君
   政府委員
       警察庁刑事局長  内海  倫君
       法務省訟務局長  青木 義人君
       大蔵省国有財産
       局長       松永  勇君
       厚生政務次官   田川 誠一君
       厚生大臣官房長  梅本 純正君
       厚生大臣官房会
       計課長      高木  玄君
       厚生省医務局長  若松 栄一君
       厚生省社会局長  今村  譲君
       厚生省児童家庭
       局長       渥美 節夫君
       厚生省年金局長  伊部 英男君
       自治政務次官   伊東 隆治君
       自治省行政局長  長野 士郎君
        ─────
       会計検査官    白木 康進君
        ─────
   事務局側
       常任委員会専門
       員        池田 修蔵君
   説明員
       厚生省医務局次
       長        戸沢 政方君
       通商産業省重工
       業局次長     赤澤 璋一君
       会計検査院事務
       総局第三局長   斉藤 信雄君
       会計検査院事務
       総局第五局長   佐藤 三郎君
   参考人
       医療金融公庫総
       裁        安田  巖君
       社会福祉事業振
       興会理事     甲賀 春一君
       社会福祉事業団
       理事       杉山 二郎君
       日本赤十字社衛
       生部長      北村  勇君
    ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○昭和三十九年度一般会計歳入歳出決算、昭和三
 十九年度特別会計歳入歳出決算、昭和三十九年
 度国税収納金整理資金受払計算書、昭和三十九
 年度政府関係機関決算書(第五十一回国会内閣
 提出)
○昭和三十九年度国有財産増減及び現在額総計算
 書(第五十一回国会内閣提出)
○昭和三十九年度国有財産無償貸付状況総計算書
 (第五十一回国会内閣提出)
    ―――――――――――――

○政府委員(今村譲君) この予算は、三千万は、三十六年度予算についたわけでありますが、その前、三十五年ごろ、あるいはもうちょっと前かと思いますけれども、たとえば現在の身体障害者福祉法におきましては、手がないとか、足がないとか、あるいは目が見えない、耳が聞こえないというふうな身体障害者を対象としたある程度の施設はできておりますが、ろうあ者については、まあ普通の人と、なかなか見た目でもそう変わらぬというので、県でも一生懸命やってくれない。手足がないとか、目が見えぬというのは一生懸命やってくれるということでありまして、実は非常に弱いんです。文部省のろうあ学校というのが若干あるというだけで、厚生省としても積極的になかなか手が打てないというふうなときに、全国のろうあ関係の人がたの強い御意見があって、少なくとも政府はろうあ行政、これは吃音も入ると思いますけれども、ろうあ行政を大きく打ち出してくれなければへんぱではないかと、肢体不自由、あるいは盲人というふうなものはいろいろできておる、こういうふうな強い要望もあり、当時しばしば決議や何かがなされまして、厚生省としましても、何かそういうふうなものがなければならぬと言っておりますところに、ちょうどいまのベル福祉協会の前身、前身といいますか、まだ固まってないうちで、ろうあ者団体が打って一丸となったものの要望として、東京に全国のろうあ者の会館をつくってくれと、こういうふうな要望が出てまいったと、それから予算が出発したというふうに聞いております。経緯としてはそれだけです。
全文
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/055/0106/05503220106002a.html

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