吃音者のへの合理的配慮といえば、色々なことが思いつくでしょう。
・学校であれば授業中に、「挙手のルール(右手の場合回答可能、左手場合回答は可能だが吃りそうあてないで)」
・吃音者が話すときに最後まで待つこと(待ってほしいタイプ)
・吃音者が話すときに内容をできれば先取りして引き出してほしい(会話をリードしてほしいタイプ)
・学校での音読は、1人1人方式ではなく、一斉読みにしてもらう
・吃音を笑わない 怒らない 真似しない からかわない
などでしょうか。
まだまだ人によってたくさんあるかと思います。
究極の本当の真実の吃音者のへの配慮とはなんだろう?
それは吃音者がどもってしまっても
「あっ この人、吃音なのかもしれない。」
ただ、それだけでいいのです。
吃音によって、上手く言葉が話せないことを笑うとか怒るとかしなければいいのです。
接客業、サービス業の人がいて、ルール通りに接客マニュアル、接客マナーに従わない接客をしたとしても、この人は話すことに何が病気か障害があるのかも?と心のなかで考えればいいのです。で、もう、それ以上は何かをツッコまない。
BtoCでも、BtoBでも関係なく。接客応対マニュアルや言葉遣いマニュアルがあっても、もう、それ以上は何かをツッコまない。
ただ、最初は当事者側から説明をすること伝えることは必要でしょう。外見からはわからないですから。眼鏡なら目が悪いとはすぐわかるのですけどね。
学校の友人、職場なら同僚や上司に「この人は吃音あるけどびっくりしないで。結果で評価して」と一言伝えて貰えればそれはそれでよいかもしれません。
目が悪い人は眼鏡をしている。
吃音がある人は、吃音があるので、ただ言葉が発話がうまくできない。
その人が上手く話せないことを、評価しない。
学業であればその結果を。
仕事であればその結果を。
それでいいと思うのです。
そんな日はいつ実現するでしょうか―。
■参考
吃音を笑わない 吃音を怒らない 吃音を排除しない
http://stutteringperson.blogspot.jp/2016/01/blog-post_27.html
成人している吃音と広汎性発達障害とADHDとLDを併発している当事者のブログ。 社会的障壁のある全ての当事者が生きやすい、360度の方向へ選択肢がある世の中になることを目指す。現在日本国では吃音は障害者とされています。発達障害者支援法に入っています。(17文科初第16号 厚生労働省発障第0401008号を参照)詳細はこのブログの「吃音症は発達障害です」をご覧ください。 医師と言語聴覚士の皆様、「困っている当事者」のために精神障害者保健福祉手帳申請書類を書いてください。これ以上吃音を苦にした自殺者を出すわけにいきません。 吃音はDSM-5によると名称変更になりました→小児期発症流暢症(吃音)/小児期発症流暢障害(吃音) (Childhood-Onset Fluency Disorder (Stuttering))
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