最近、考えるようになったことである。
吃音を笑わない
吃音を怒らない
吃音を排除しない
この3つが重要であると考えます。
・吃音を笑わない
吃音者がどもるとき。
それを笑わない。
それをからかわない。
それを真似しない。
★吃音者芸能人がいるとして、それを「私のときは笑ってください」という場合は「可」なのかもしれない
・吃音を怒らない
吃音者がどもるとき。
それを怒らない。
吃っているのは、ふざけているわけじゃない。
相手を怒らせようとして、吃っているわけじゃない。
吃っているからと言って、ちゃんと言えるようにしなさい、治しなさいと怒らない。
吃音を治さないと会社を解雇するぞと脅さない。怒らない。
・吃音を排除しない
吃音者がどもるとき。
それを理由にありとあらゆる可能性を排除しない。
障害を理由とする差別の解消の推進(障害者差別解消法)
障害を吃音に置き換える。
吃音を理由として当事者が望む学校に行かせないようにする。
本当は勉強したいと思ったけど、私には無理だと諦めさせない。
入学試験・面接で排除しない。
資格試験でも吃音者がどもることにより排除しない。
吃音者が働きたいと思って就職活動をして応募してきた。
吃音があるからコミュニケーションができないだろうという考えは改める。
世間一般でいう「普通」なコミュニケーションができないから弊社では働けないな。
という判断はしない。
普通じゃなくてもいいじゃないですか?
発話しやすい言葉を使うから敬語が使えない、接客応対マニュアル通り順番通り、言葉を発話できない。
それでもいいじゃないですか?
吃音者が社会に出て働く時は、同僚も上司もみなさんが、ひとこと説明をするようにしてください。
「この人は吃音があるけど、びっくりしないで。」
■参考
吃音者への究極の本当の合理的配慮とは何か?
http://stutteringperson.blogspot.jp/2016/01/blog-post_92.html
成人している吃音と広汎性発達障害とADHDとLDを併発している当事者のブログ。 社会的障壁のある全ての当事者が生きやすい、360度の方向へ選択肢がある世の中になることを目指す。現在日本国では吃音は障害者とされています。発達障害者支援法に入っています。(17文科初第16号 厚生労働省発障第0401008号を参照)詳細はこのブログの「吃音症は発達障害です」をご覧ください。 医師と言語聴覚士の皆様、「困っている当事者」のために精神障害者保健福祉手帳申請書類を書いてください。これ以上吃音を苦にした自殺者を出すわけにいきません。 吃音はDSM-5によると名称変更になりました→小児期発症流暢症(吃音)/小児期発症流暢障害(吃音) (Childhood-Onset Fluency Disorder (Stuttering))
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