2014年12月31日水曜日

吃音者の障害者認定が円滑になった未来の場合のお話 公的な支援福祉の利用方法考察

現在、思考していることが1つある。
それは社会的障壁のある吃音者がスムーズに(ワンストップサービスまでとは言わないけど)障害者手帳を取得できるようになった日のことである。


現在、吃音(きつおん・どもり)が発達障害者支援法に入っていることは事実である。
http://stutteringperson.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html

日本の政府広報オンラインでも「吃音は発達障害である」と広報を開始しました。
http://www.gov-online.go.jp/featured/201104/contents/rikai.html


しかし法的根拠となる文部科学省と厚生労働省の事務次官連名通知は2005年にだされていました。悲しいことです。社会的障壁がある吃音者には使えるはずのセーフティーネットが法律上は存在していたのです。人生を生きることを辞める決断をしなくてもよかった吃音者がいたのかもしれない……。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0412-1e.html




さて本題に入ります。
吃音者がスムーズに障害者認定をされることになった時代を仮定します。
全国都道府県に最低1つは吃音(小児期発症流暢症(吃音)/小児期発症流暢障害(吃音))を診察診断、できることならば治療や訓練を行う病院ができている時代です。それはいつでしょうか?20XX年くらいにくらいにはそういう日本社会になっていてほしいものですが。


では、そこで障害者手帳を取得するタイミングでありますが。
1.吃音者の中に『障害者手帳は生活保護と同じで最終手段であり、病院で訓練や治療をしてもなお、落ちるところまで落ちて最悪の状態になった場合に取得申請が許される』というとんでもない考えを持っている吃音者がいるようです。

2.それでは俗にいう発達障害者である(ASD、ADHD、LD)を社会的障壁として持っている当事者はどのように障害者手帳を取得するのでしょうか?
『当事者が本人が、親御さんが納得すれば、いつどのタイミングでも取得申請ができるのです』


1.を読んでいると、頭が痛くなってしまいます。
吃音があって社会的障壁があっても、順番に順序良く道程をたどり、その結果でも、それでもダメなら障害者手帳を取得していいという何とも言えないコメントすることすら辛い内容です。

2.を読むといつでもよいということは理解できますよね。そう。ここがミソです。


1.の考えを持つ吃音者は、どうやら『吃音とは病院で検査して訓練治療して、それでもダメなら最終手段』と思考しているようですが。これは本当にバカバカしいことです。成人している吃音者であれば収入や仕事のことを考えつつ生活をしないといけないので、障害者手帳を素早く取得して就労移行支援事業(就労移行は診断書のみでもOK)や障害者雇用(手帳のコピーを要求される)で社会参加しながら病院に通院すればいいのです。なぜ、奇特な考えを持った方は故意に吃音者はこのようにステップアップして最終手段で障害者手帳を貰えると勘違いするのでしょうか?

障害者手帳を取得すれば社会的障壁がある人でも配慮がある職場で働きつつ、それでいて通院できる。良いことじゃないですか?まさかと思いますが病院に通院している間の1年間や2年間をムダにするのでしょうか?私は違うと思います。並行してマルチタスクで物事を遂行していけばよいのです。だってせっかく働ける時間があって配慮があれば働けるならば働いたほうがいいと思います。履歴書の空白期間の恐怖は皆さん理解していますよね?


俗にいう発達障害者もこのように公的な福祉サービスを利用しています。
とくに成人している場合は顕著です。
それに精神障害者保健福祉手帳を取得していたとしても、就職は一般枠クローズド就職をしている人もいます。なぜかここらへんが吃音者は理解していなくて、障害者手帳を取得した瞬間から障害者雇用しか選択できない!と勘違いしている人がいるので残念です。




ただ、1の考えも正しいことは正しいのです。それは幼少期から高等学校か大学にて新卒就職活動をする1年ほど前に社会的障壁があるならば障害者手帳を取得するという意味なら正解です。

まず吃音も就職前なら、エビデンスがある方法であればありとあらゆる方法を試してみることです。
もちろん文部科学省管轄の義務教育から大学までの期間は「ことばときこえの教室・きこえとことばの教室」に通えるように望むなら通うことができるようにすべきですし。病院で訓練治療を受けることも大切です。

ただし、もう成人していて、どうしようもない状態(毎年公務員浪人、ひきこもり、ニート、実家で親の年金で生活、吃音を原因とする二次障害でうつ病などになる)ここまで来ているなら、光の速さで障害者手帳を取得して使える公的な支援福祉はじゃんじゃん使いまくるべきです。

【吃音を持っていても、サバイバルして生き残るためにはどんな手段をも使う!!】

2014年12月30日火曜日

【告知】うぃーすたプロジェクトの1月例会予定 関西と関東

1月の活動案内です。(関東・関西)
【関西】
1月11日(土)18:30~20:30 例会  @京都
*場所:ひと・まち交流館京都 
http://www.hitomachi-kyoto.jp
*参加費:100円(初回参加及び高校生は無料)。
1月18日(日)14:00-16:00 カフェ例会 @京都
*場所:五条カフェ
http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26015625/dtlmap/
*内容:フリートーク。
*参加費:実費(飲み物代)
参加される方は、14時に京阪の清水五条駅の改札前 に集まって下さい。
【関東】
1月31日(土) 13:00- 例会 @池袋
*場所:豊島区民センター(コア・いけぶくろ)
http://www.toshima-mirai.jp/sp/kumin.html
*内容:会社での電話応対や朝礼を想定したロールプレイ(予定)、フリートークなど
*参加費:400円

投稿 by うぃーすたプロジェクト.

【告知】2015年の言友会関東ブロック大会は よこはま言友会で開催決定

開催日  2015年4月11日 (土曜日)~12日(日曜日)
会場   
1日目 みなとみらい線横浜中華街下車 エスカル横浜
     
     
2日目 横浜駅下車 かながわ県民センター


詳細は今後公開予定。

2014年12月28日日曜日

【超緊急速報】内閣府政府広報オンラインの発達障害ってなんだろう?にトゥレット症候群と吃音症が掲載されました。

内閣府 政府広報オンライン 発達障害ってなんだろう?

トップページお役立ち情報発達障害って、なんだろう?理解する ~発達障害って何だろう?~

ついに!!
ついに!!
トゥレット症候群と吃音症が「発達障害を理解する」に掲載されました!!


関連記事 

厚生労働省の広報誌「厚生労働」2014年9月号に「吃音が発達障害であること」が具体的に明記されました。




皆さん!!思えば今年の2014年7月3日 国立障害者リハビリテーションセンターの発達障害者・支援センターが吃音症を発達障害者支援法に定義されているとホームページに掲載しました。


全てはここからはじまりました。
17文科初第16号 厚生労働省発障第0401008号

国立障害者リハビリテーションセンターの発達障害者・支援センターが吃音症を発達障害者支援法に定義されているとホームページに掲載しました。

国リハの発達障害者・支援センターが吃音症が発達障害者支援法に入っていると発表したあの日です。そして2014年中に内閣府と厚生労働省が管理する政府広報オンラインにて「発達障害ってなんだろう?」にて【トゥレット症候群と吃音症】が掲載されたのです。

これで、発達障害やトゥレット症候群や吃音症を検索した人が、発達障害者支援法にトゥレット症候群や吃音症が入っていることを認識するのです。未成年であれば文部科学省管轄の義務教育から大学まで合理的配慮も受けられるはずですし、「ことばときこえの教室・きこえとことばの教室」でも、しっかりとエビデンスに基づいた訓練を受けつつ、吃音による人生の機会損失が少なくなるように、俗にいう発達障害者(ASD ADHD LD)のお子さんが使える支援が受けられるようになるのです!!

そして社会的障壁があるならば、本人や親御さんが納得すれば「発達障害者支援法」により合理的配慮を受けることができるのです。もちろん一方では「右手を挙手しているときは、問題を理解していて今日は話せそう」とか「左手を挙手しているときは問題を理解しているが上手く喋れない」とかの配慮も必要です。当事者が喋りたいときは発言させるのも重要です。社会的障壁があるからなんでもかんでもやらなくていいということではないと筆者は思います。

※あくまでの希望すればです。障害者と思われたくない人は今まで通りでよいでしょう。

まず、困っている当事者がその人の状態に合った適切な支援が選べること。そして支援だけではなく、チャレンジができるように成長ができるようにすることも大切です。それが本当に必要なことです。社会的障壁があったとしてもその人の困り事に応じて360度全方位に機会やチャンス、選択肢がある社会。ここからはじまるのです。もちろん本人がとくに支援を必要としなければそれはそれでいいのです。しかしながら一方では社会的障壁を感じる人も生活が困難な人も学校や職場に行くことが困難な人がいることも事実です。

吃音者宣言360



吃音者よ!!立ち上がれ!!!
全国の吃音者よ立ち上がれ。
吃音だからと自身を蔑むことはやめよう。
吃音があっても自由な人生を謳歌することができるようにしよう。
そして自分自身が経験してきて辛かったこと、避けられるならば避けたいことを次の世代の吃音者に経験させないように世の中の仕組みを変化させるように行動しよう。
日本政府による公的な福祉やセーフティーネットを求めよう。
社会・世の中が少し歩み寄ってくれて、吃音というモノ・コトを理解してくれれば嫌な思いをすることは歳月が経過するにつれて徐々に無くなっていくだろう。









2014年12月23日火曜日

【告知】吃音ラジオ 2015年1月11日21時から!

2014年12月20日土曜日

【東京都の福祉】都営交通乗車証・都営交通無料乗車券のありがたさ。

東京都に住民票がある、障害者手帳など所持者は都営交通が無料で使える乗車証が交付されます。都営交通無双とか都営無双とか言われる魔法のカードです。

■都営交通無料乗車券

都内在住の身体障害者、知的障害者、生活保護世帯の方などに、「都営交通無料乗車券」を発行しています。
都営地下鉄全線、都バス(江東01を除く。)、都電、日暮里・舎人ライナーでご利用いただけます。

http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/other/kanren/fare/free.html


■精神障害者都営交通乗車証
精神障害を持つ方の社会参加を応援する制度として東京都が平成12年10月から開始しました。
都交通(都電、都バス、都営地下鉄及び日暮里・舎人ライナー)の全運行区間を無料で利用できます。(座席定員制のバスその他交通局規程で定める運行系統のバス等は除きます。)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/nichijo/jousyasyo.html



日本国の首都である東京都!!本当に本当にこれはありがたい福祉です。
これがあるおかげで東京23区内ならばほとんど無料で移動をすることができます。
社会的障壁がある人はできることなら首都東京に引っ越してくるべきですよ。
最後の最後まで実家で親と生活して座して死を待つより、マシ!!と思って私も決断しましたし。
東京都であれば、まだまだ地方よりは発達障害者に理解のある企業もあるので働くこともできるかもしれません…。

※舛添要一都知事 都営交通を民営化しないでね。民営化しても旧都営交通区間は乗車券と乗車証の公的な福祉をなくさないでね。これで最低限の生活ができている人がいるのです。

2014年12月19日金曜日

【告知】吃音ラジオ! 2014年12月19日 22時からユーストリームにて!


 12/19(金)の吃音ラジオは、ゲストに
NHKの福祉番組「バリバラ」にも出演されたことのあるTさんこと「けいたんさん」、と
言語聴覚士の「羽佐田さん」をお招きします!
年内最後の放送です。
夜10時からUstreamで配信です!よろしくお願いします!

http://kitsuonradio.web.fc2.com/

【告知】うぃーすた関東 12月21日の例会案内

【メモ】発達障害者の悩み 結婚して子どもを授かってもいいのかどうか。



【告知】月刊 実践障害児教育 1月号 特集:場面かん黙・トゥレット症候群・吃音・ 起立性調節障害

月刊 実践障害児教育 1月号 特集:場面かん黙・トゥレット症候群・吃音・
起立性調節障害

発達障害だけでなく、気づかれにくい困難さを抱えて特別な支援を必要としている子どもたちが教室にはいる。その特性や症状のつらさから、授業に集中できない、人間関係の悪化を招くなどして、学力低下や不登校へつながることも多い。これらを理解し、特別支援教育の視点での対応を考えよう。

http://www.gakken.jp/human-care/jsk/app/index.php


島地 勝彦の乗り移り人生相談 【275】青年シマジはボディタッチで女兵士をビクンと震わせた の件

どもりで話すことにコンプレックスがあります
 私は、来春より地方公務員として働かせていただけることになりましたが、元来緊張しいでどもりがあります。人前に立つことは嫌いではないですが、話すことにコンプレックスがあります。こんな自分が嫌いで、官公庁でバイトなどをしましたが、なかなか自信を持てません。こんな自分を変えたいです。どうしたら自信が持てるようになるでしょうか。
(25歳・男性)



吃音という言葉を作った奴は絶対にドモリじゃないな
シマジ  どもりというのは最近では差別用語の扱いらしいが、吃音というのはどもりにはとても言いにくいんだよ。「私は、き、き、き、吃音者です」となってしまう。吃音という言葉を作った奴は絶対にドモリじゃないな。

ミツハシ カ行の音から始まる言葉は言いにくいのですか。

シマジ  人によって様々だが、かなり多くのどもりがカ行を苦手にするんだ。俺もそうだが、タ行が苦手なのも多くてね。「週刊プレイボーイ」編集部にチカダ・タクロウという若くて優秀な男がいるんだが、こいつもどもりなんだよ。入社面接で「お名前は?」と聞かれたチカダは、ずっと「イカダ・アクロウです」で通したという伝説を持っている。

続きはリンクにて
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20141216/428521/?ST=life&P=1


私は吃音以外に発達障害をもっているので、この文章が何をいいたいのか理解できないのだけど。どもり・吃音はこの人の書いた文章で勇気づけられてサバイバルできる人もいると思うけども…。記事の内容について同じ吃音者として共感はできるけど、360度全方位へ当事者が選べるメニューを示せていないのが悲しい。

ちゃんと、「どもり・吃音は発達障害です。公的な福祉も受けられる障害者と日本国では定義されています」とも書くべきだと思う。日経BP社にて記事を書ける人ならちゃんと、日本国の社会的障壁がある人の背景を調べてから記事にしてほしいなと―。


頑張る吃音者って美談なんでしょうか?
社会的障壁がある人が頑張る姿をみて感動しちゃう健常者ニュース的な不思議な感覚です。


■発達障害者支援法に入っています。(17文科初第16号 厚生労働省発障第0401008号を参照)詳細はこのブログの「吃音症は発達障害です」をご覧ください。
http://stutteringperson.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html

2014年12月18日木曜日

【合理的配慮とは?】酒田市長辞職勧告案、検討求める 市議会第3会派、他会派は同意せず

酒田市長辞職勧告案、検討求める 市議会第3会派、他会派は同意せず
2014年12月17日 10:41
 咽頭腫瘍の手術で声帯を失い、機械を喉元に当てて電子音声で会話している酒田市の本間正巳市長に関し、市議会第3会派「市民の会」は16日の議会運営委員会で、市政への影響が懸念されるなどとし、本間市長の辞職勧告決議案を検討するよう求めた。「声が聞き取りづらい」との論旨で根拠が不明瞭なことから、他会派は同意せず、市議会として提案しないことを確認した。

 「市民の会」所属の武田恵子委員が「全国市長会や県との折衝で意思が十分に伝わるのか。市長答弁の趣旨確認や補足説明が必要になる」などと述べ、決議案提出の検討を要望した。これに対し各会派は「今、この問題を取り上げる必要はない」「同意はできない」と回答。後藤仁委員長は「復帰したばかりの市長には粛々と業務をしてほしいとの思い」と総括し、提案を退けた。

山形新聞
http://yamagata-np.jp/news/201412/17/kj_2014121700412.php


障害者の権利に関する条約を批准したはずの日本国でとんでもないニュースが流れ来ました。
皆さんはどう思いますか?本当に不思議です。

2014年12月17日水曜日

【告知】2015年1月18日「吃音との向き合い方を考える」 菊池良和氏 北九州市総合保健福祉センター(アシスト21)2階 講堂

来年1月18日(センター試験日ですが)小倉での講演会の案内をアップします。
定員は120名です。
吃音講演会
テーマ「吃音との向き合い方を考える」
ご自身にも吃音があり、吃音の専門医として臨床に従事しながら、吃音の脳研究や吃音支援に関する講演活動を、全国各地で行っている菊池良和先生をお招きし、講演・相談会を開催します。多くの方のご参加をお待ちしています。
1.日時  平成27年1月18日(日)  午後1時30分~3時30分
  対象者:吃音のある方 吃音のある方の保護者・家族
      関係者(保育士、幼稚園・小学校教諭等)
2.会場  北九州市総合保健福祉センター(アシスト21)2階 講堂
           北九州市小倉北区馬借一丁目7-1
3.講師  九州大学病院 耳鼻咽喉科 医師 菊池 良和 氏
略歴:医学博士 耳鼻咽喉科医師 NPO法人 全国言友会連絡協議会理事
   著書:『ボクは吃音ドクターです。』
      『エビデンスに基づいた吃音支援入門』
      『吃音のリスクマネジメント:備えあれば憂いなし』
4.参加費  無料
5.主催  北九州市立障害福祉センター
6.申し込み方法 お電話でお申し込みください 
   申込期間 平成26年12月17日(水)~平成27年1月15日(木)9:00~17:00
      (※平成26年12月27日~平成27年1月4日は除く)
   参加申込多数の場合は、人数を調整させていただく場合がございます。
   なお、参加者の調整をした場合のみ、参加の可否をお知らせいたします。
7.申し込み・問合せ先  北九州市立障害福祉センター  徳本・宮下
      電話 093-522-8724  Fax 093-522-8772

投稿 by 菊池 良和.


2014年12月16日火曜日

【告知】12月24日小林宏明先生講演会 愛媛大学教育学部特別支援教育講座聴覚言語障害コース

 吃音は言語障害の1領域として貴重な領域でありつつも、非常に特殊な領域で、日本中に数名の研究者しかおりません。現実に吃音症状を呈する幼児児童生徒・成人の方がいらっしゃるわけで、聴覚言語障害領域の専門家にとって、吃音症状への対応能力は本当は必要な資質だと思っています。
 そこで、今回、金沢大学の小林宏明先生に吃音に関する講演会を開催することに致しました。

日時:12月24日(水)10:30~12:00
教室:愛媛大学教育学部 本館 102教室
題目:吃音の理解と指導
講師:小林宏明先生
   金沢大学人間社会研究域学校教育系
参加費:無料





2014年12月6日土曜日

ヨミドクター 「吃音のリスクマネジメント」(菊池良和著)

著者は吃音きつおん者で、かつ吃音を専門とする耳鼻咽喉科医。吃音を完全に治す方法はないが、うまくつきあえるようにと、診療を続けている。

 うまくつきあうために欠かせないのは、家庭や学校、社会で直面しやすいリスクへの備えだ。うまく対処できないと、話す意欲を失い対人恐怖症につながるなどのおそれがある。

 本書では、幼児期のお遊戯会の発表での配慮や、祖父母の過剰な心配への対処法から、就職活動の乗り越え方まで、計29のリスクとその備えについてQ&A方式で解説した。

 巻末には、幼稚園や保育園、学校の先生に向け、吃音とは何かや、先生ができることをまとめた文書も収録した。吃音に悩む親や、相談を受けた医療従事者が学校に理解を求める際に活用できる。(学苑社 1500円税別)

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=109133&from=tb

2014年12月5日金曜日

【メモ】「吃音は障害なのか?」



実に興味深いツイートをTwitterで発見したので引用します。
言友会も変化しているようです。

2014年12月4日木曜日

【告知】12月5日(金)22:00~22:30、吃音ラジオを配信


詳細はこちら
 吃音ラジオ
http://kitsuonradio.web.fc2.com/

「吃音ラジオ」とは…?
吃音(きつおん)って何?どもりってどういう事?吃る人の悩み、健常者から見た気になる事、
また、普通に雑談してみたり等。
実際にどもりながらも話せるような、そんなラジオを目指します。

もちろん参加者は全員吃音者。

お聞き苦しいところもあるかもしれませんが、それも含めて吃音なのです。


※尚、このラジオは「吃音の治療」を目的としたラジオではありません。
あくまでも吃音の存在を多くの人に広げる事を考えて作られました。
何卒ご了承下さい。

2014年12月3日水曜日

【告知】うぃーすた関東女子会の詳細 日時 12月13日(土)13:00〜 ★場所 渋谷 スズカフェ神南

【告知】情報プラザ:成人吃音の臨床研修会 /大阪 12月7日

情報プラザ:成人吃音の臨床研修会 /大阪
 7日(日)10時半〜16時半、大阪市東淀川区東中島1の市立青少年センター(ココプラザ)5階講義室。北里大東病院リハビリテーション部の言語聴覚士、吉澤健太郎さんを講師に、吃音について学ぶ。成人吃音者の体験談発表も。参加費5000円(言語聴覚士養成校の学生1500円)。問い合わせは全国言友会連絡協議会の斉藤さん(080・3076・5421)。




詳細はこちら
http://www.jssfd.org/other_meeting.html