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2017年5月31日水曜日

吃音ポータルサイト(金沢大学)がリニューアル

金沢大学人間社会学校教育系小林宏明先生が公開している吃音ポータルサイトがリニューアルしたとのことです。こちらをご覧ください。


2016年11月28日月曜日

【誤報続報】2016年11月27日放送バリバラでも誤報があったことが明らかに 仙台吃音裁判がなぜ負けたのか 吃音で身体障害者手帳の取得は困難

前回の記事
http://stutteringperson.blogspot.jp/2016/11/201372620161127.html





外部から指摘があり、バリバラの録画を確認していました。

筆者は、「精神障害者保健福祉手帳」を取得できるとの説明だけ聞いてほっと胸をなでおろしていました。しかし聞き漏らしていました。

NHKのバリバラもちゃんと、情報提供するようになったんだなとそこだけを確認して安心してしまったのです。

筆者の推測ですが。NHK大阪放送局、バリバラ制作をしている部門は『厚生労働省の職員に直接確認していないのではないか』と思うのです。NHKの職員も厚生労働省に取材をすれば、法律によりどのように運用しているのかわかるはずです。








2016年11月27日放送のバリバラでは、序盤に「吃音の説明」がありました。

吃音の症状の説明。

吃音は症状によって身体障害者手帳や精神障害者保健福祉手帳を取得できる。

と説明していたのです。











しかし、「吃音」で身体障害者手帳は取得できないことが2016年10月22日、明らかになっています。


厚生労働省では「吃音」という内容が書かれた身体障害者手帳申請書類を認めないよう運用していたのです。仙台の吃音障害者手帳訴訟もはじめから負ける裁判だったということですね。

過去に吃音で身体障害者手帳を取得したという事例があります。
その診断書を書いた医師は、Fコードを利用せずに別の症状で言葉が話せないと書いていたのでしょう。バカ正直にFコードの吃音を書くと自動的に却下になるため、それを回避する方法を知っていた医師がいるということです。


障害者手帳申請書類には、ICD-10という診断基準のコードを書きます。
ここで「吃音」と書いてしまうと、吃音とは「F98.5」です。
この時点で、精神及び行動の障害なので、身体障害者手帳を申請しても、Fコードだから精神ですね。はい。却下となっていたのですね。発達障害者支援法を適用していたわけです。

 F00-F99 精神及び行動の障害 > F90-F98 小児<児童>期及び青年期に通常発症する行動及び情緒の障害 > F98 小児<児童>期及び青年期に通常発症するその他の行動及び情緒の障害 > F98.5 吃音症


★ハフィントンポストの吃音記事から
吃音(きつおん)は身体障害?精神障害? ──厚労省の専門官が回答
小口貴宏  ライター&エディター
──仙台では精神ではなく身体での障害認定を求める訴訟もあったが、厚労省はどう捉えているか。
日詰氏:そこは行政なので明確にしている。吃音症という診断名であれば間違いなく精神障害ということになる。身体障害であれば、言語発達に関連した、吃音とは別の診断名がつく。これは吃音に限らず、たとえば自閉症でも、精神障害ではなく知的障害をメインにして療育手帳を申請する例もある。自身が両方の特徴をもっていれば、どちらのルートで交付を受けたいか、本人が選ぶことができる。(日詰氏)

http://www.huffingtonpost.jp/takahiro-koguchi/disfluency_b_12614138.html

2016年11月27日日曜日

【吃音は障害と明言されました!】 2013年7月26日のバリバラは「吃音が厚生労働省の認める障害ではない」と誤報 2016年11月27日のバリバラでは吃音が発達障害者支援法に含まれていると報道する?

速報!!
2016年11月27日放送のNHKバリバラでは「吃音は精神障害者手帳を取得できる」と明言しました。
公共放送として責任を果たしました!ありがとうございます。


2016年11月27日放送のバリバラは「吃音」です。


2013年7月26日にも吃音をテーマにバリバラが放送されました。
詳細はコチラ






この日の放送でNHKは「吃音は厚生労働省の認める障害者ではない」と誤報をしました。

当時のバリバラの放送により「吃音者は障害者手帳すら取得できないのか。人生詰んだ。もう死のう」など人生に絶望し、ひきこもりの道や自殺を決意した人もいるかもしれません。

今夜放送のバリバラは吃音は2005年から発達障害者支援法に含まれていると正しい情報を伝える、公共放送として責任を果たすでしょうか?この部分もみなさん要チェックです。視聴者のみなさん。バリバラで吃音が発達障害者支援法に2005年から含まれていると公共放送の責任が果たされるのかよーく集中して視聴してください。


吃音は2005年から発達障害者支援法に含まれている障害です。
一般に言われる発達障害、自閉症スペクトラム、ADHD、学習障害などのように、全く同様の社会保障制度や合理的配慮、障害者手帳取得、障害者雇用枠での就労が選択できます。2013年に北海道で自死した吃音看護師も本当は生きているかもしれないのです。

内閣府 政府広報オンライン 発達障害ってなんだろう?
吃音やトゥレット症候群がふくまれて説明されています。





2016年11月2日水曜日

吃音で障害者手帳を取得できること、社会保障制度を利用できること、まだまだ知られていない…

とあるブログを拝見しました。

シーエー先生のつぶやき
放課後のアート授業、ユニゾグラフ運動、日々の雑感
http://ameblo.jp/rakugakiartterakoya-ca37/entry-12215523178.html 


先日、生徒に私の吃音について話をしました。
やはり学校の先生みたいに淀みなくは話せない。それは自分が吃音障がいが原因であることを伝えておこう。
同時に身体障害で何か特別な人生になるのか。という話もしました。
結論から言うと、言葉が出にくいからといって、この社会では特別な扱いは受けません。
吃音では、いろんな便宜が受けられる障害者手帳も障害者年金もない。
社会的に得することなど何もないわけです。
しかもメガネや補聴器、車椅子といった障害をサポートする器具もない。
20代半ばくらいまでは、こんな社会は嫌だな。誰か助けてくれないかな。と、いつも他力本願でしたが、それが妄想に過ぎないと実感してからは、自分でなんとかせな、いいこと嫌なことすべてが自分次第だなと考えるようになりました。


現在、吃音は2005年より発達障害者支援法に含まれています。
吃音当事者や家族が希望すれば、一般に言われる発達障害者と全く同じ内容の社会保障制度を利用できます。障害者手帳も年金も取得できる可能性があります。吃音当事者が自己診断で私は吃音が軽度だから手帳が取れないと、病院に行くことを最初から諦める場合もありますが、一般に言われる発達障害の人も軽度で手帳をもっている人がいますので試してみることは大切だと思います。

ブログ主の方も、記事を読む限り、とても大変な時間を過ごしたようです。現在こそ、居場所があるようですが、例えばそのときに、社会保障制度を利用し、大変な時期やとても大きな回り道、人生の時間を経過させてしまうといったことを軽減することもできたかもしれません。とても険しい道を、とても高いハードルを社会保障制度によりショートカットできたかもしれません。


これからも吃音が発達障害者支援法に含まれている障害者であることの周知徹底を行っていかねばならぬと強く思いました。

Facebook限定ですが『IT企業で働く・働きたい吃音者の会』という新たなグループができました

紹介です。

IT企業で働く・働きたい吃音者・言語障害者のかたを中心として、あたらしい企業をつくるプロジェクト
Facebookを利用している方は一度コンタクトしてみては?
https://www.facebook.com/groups/1740182752908794/ 

就職活動中の学生は要チェック!
吃音業界に新しい風がどんどん吹いてきますね。

2016年10月21日金曜日

2016年10月21日読売新聞 くらし家庭に吃音の記事が掲載されました

読売新聞のくらし家庭欄に吃音の記事が掲載されました。
インターネット上には掲載が難しい記事なのかもしれません。

内容は東京都内の女性医師(38)の2人の5歳、3歳の娘に吃音があるという内容です。
国立障害者リハビリテーションセンターの坂田善政氏の吃音の解説があり。
子どもの吃音が気になる場合は言語聴覚士のいる病院にいってみましょうと書かれています。
しかし、病院に行くことによって【初診日問題】が未来永劫、死ぬまでその子どもについてまわるといったデメリットは書かれていません。親御さんも気軽に子どもの吃音で病院に行ってしまうと
デメリットが大きいことは知ってもらったほうがいいのですが…。
この点、一般に言われる発達障害児者、親御さん、当事者団体は初診日問題について知っていますので、よくよく考えて行動しますよね。

吃音業界と一般に言われる発達障害業界の親御さんや当事者団体の情報格差はまだまだなんだなと辟易します。

インタビューを受けた女性医師は医師であるから【初診日問題】についてはご存知のはずだと思いますが…。国立障害者リハビリテーションセンターの職員であればさまざまな障害者に接するので、初診日問題は周知の事実だとも思います。吃音や発達障害で気軽に病院に行く前に知ることがある!と情報発信をする医療従事者はいないのだろうか?と思います。発達障害を診る医師だとよく理解しているので、安易な受診はよく考えてという方もいますよね。

吃音業界も一般に言われる発達障害業界やその他の障害者と連携して協力して、初診日問題や年金格差について行動する、政治に要望するという日はいつかくるのでしょうか?

記事終盤は吃音があっても幸せな人はいる。政治家や俳優、アナウンサーになった人もいる。
という形で締めくくられています。

政治家や俳優、アナウンサーは椅子取りゲームの椅子がそもそも少ないので、全ての吃音の子ども、大人になっても吃音が治らない方に脳が成長してしまった吃音者には難しい記事でした。


※初診日問題とは
日本の法律上、どんな病院でもどんな科でも関係なく、ある障害や病気、疾病、について診断を受けた日、誤診であっても患者が症状を病院で訴えた日に医師が何らかの診断をすれば、初診日が一生その子どもについてまわります。

障害年金を受給しようと思っても厚生年金を支払う以前に初診日があれば、国民年金の場合障害年金は2級からスタートなので、吃音者の症状だと受け取れない可能性が高い。
しかし、大人になって厚生年金またはそれと同等の年金を支払っているときに初診日があれば、厚生年金などの場合は3級から障害年金があるので、全く同様の困り事があるAさん、Bさんがいても、1人は障害年金が貰えて、一方は貰えないという経済格差が生まれます。

その他にも、健康告知、健康診断が必要なサービスに加入できないというデメリットもあります。

2016年9月18日日曜日

第50回全国言友会連絡協議会全国大会が埼玉県で開催中 山本博司国会議員も参加

9月17日から19日まで埼玉県の県民活動総合センター(けんかつ)で全国言友会連絡協議会の祈念すべき第50回大会が開催されているとのこと。

前回の49回大会に引き続き、山本博司国会議員が参加したそうです。
吃音の啓発や吃音が発達障害者支援法に定義されていることが、もっともっと社会に世の中に広まっていきますように。政治や行政の方面からも吃音が社会保障の対象であると強く周知をしていってほしいと思います。

17日は東京大学の熊谷晋一郎准教授が「障害とは何か?」について講演したそうです。
障害は障害者の中にあるのではなく、社会の側に障害がある。
それを変えていこうというのは吃音者だけではないと思います。ありとあらゆる社会的障壁のある人と連携していくことが大切でしょう。

18日はドラマ ラヴソングに出演した藤原さくらさんが会場に来るそうです。


山本国会議員は18日に開催の「KHJ全国ひきこもり家族会連合会・支援者交流研修会(全国大会)』にこれから参加されるとのこと。ひきこもり当事者の中にも吃音者の人がいるかもしれません。吃音が発達障害者支援法に定義されていることを知らずに社会保障を利用できることを知らずに生きている人もいるかもしれませんね。


2016年8月31日水曜日

【九州大学】第一回 吃音のある医療従事者の会 の紹介 2016年10月16日(日)

吃音ドクターこと菊池良和医師が「吃音のある医療従事者の会」を開催すると告知しています。
興味のある方はぜひ参加を。


【転載】

10/16に、「第1回吃音のある医療従事者の会」という集まりを始めようかと思っています。
3年前に北海道で吃音のある看護師が自殺したことが広く報道されました。その対策をしていないと、同じことがまた起きると思っています。各地域の人たち同士の集まりとして、各県の言友会は大きな役割を果たしていると思います。しかし、仕事上での個別専門領域でのセルフヘルプグループがあることも必要だと思います。仕事上の悩みを一人で抱え込むことは危険だと考えています。
うつ、自殺のリスクとしては、学生実習のときと、働いて3年以内が高いと考えております。そのため、学生さんの参加も大歓迎です。

吃音を持ちながら、生きていくために、様々な角度からの支援の底上げを考えています。興味のある方は、メールで連絡をお願いします。

「第1回吃音のある医療従事者の会」
 現在、吃音のある言語聴覚士や医師の会はありますが、薬剤師、看護師、助産師、管理栄養士、臨床検査技師、診療放射線技師、臨床工学技士、歯科衛生士、理学療法士、作業療法士、義肢装具士、歯科技工士、救急救命士、視能訓練士、その他、大きなくくりで医療にたずさわる吃音のある社会人・学生の方達が、お互いを支え合っていける会を作れたらと思い、この会を立ち上げました。同じ医療に関わる立場での、体験・知恵・情報を共有できればと思います。 九州大学病院 菊池 良和
内容:活動報告、参加者の自己紹介、体験交流など
   終了後、周辺で懇親会を予定しております
日時:2016年10月16日(日)13時~16時
参加費:無料
申し込み連絡先:金光 聖隆 mail:t-takaアットマークba3.so-net.ne.jp
会場:九州大学病院外(九大病院内からはつながっていません)
中央会議棟(旧剖検室)多目的会議室(1階)(オートロックなので、必ず事前申し込みをしてください。)
懇親会:16時30分から、竹乃屋 吉塚店

2016年8月20日土曜日

吃音の子どもにも注意 発達性協調運動障害 吃音以外の発達障害の可能性があります

NHK福祉ポータル ハートネットより紹介


吃音の子どもの中にもASD(自閉症スペクトラム)やADHD、LDの子どもがいるでしょう。
または吃音だけだと思い込んでいたところ、ASD(自閉症スペクトラム)やADHD、LDの併存??
という子どもの特性に驚かされることもあります。

吃音よりも先に、一般に言われる発達障害の診断を受けた子どもと保護者のほうが障害受容をできる時期が早いので今後人生の選択肢は大きくひろがりますね。

※吃音の障害者認定反対派の保護者の皆さまはそのまま放っておいてください。
そういう生き方もアリです。もちろん成人してから当事者に困りごとが増えてもそれも人生です。





◆さて、発達性協調運動障害です。
吃音者の中にも体の動きが不器用な人がいます。
箸の使い方、ハサミ、ノリ、折り紙、お手玉、靴の紐、コップの中身をよくこぼすなどの日常生活でもわかることがあります。
成長していっても、自分の身体の範囲が認識できないため、足の小指をぶつける、他人とすれ違うときに身体がぶつかる。ドアやモノに身体がぶつかるということもあります。消しゴムがうまく使えず書類がグシャっとなる人もいます。仕事のデスクでも飲み物をこぼす場合もあります。

他にも、配布書類や紙幣を銀行員さんがやるように、スムーズに扇状に広げることができないなどもあります。

ハサミをつかってまっすぐに紙を切断できない。紙を半分に折れない、どうしても曲がってしまう。ということも大人になってもあります。


イメージでいうと、自動車で運転するときに、自動車のバンパーの位置がわからなくて自動車をぶつけてしまうだとか、自動車のバンパーの位置ではなく、4輪のタイヤが現在どこにあるのか? 把握できないというようにイメージすると少し理解できるかもしれません。


吃音の子どもにもあてはまることがあるのではないでしょうか?
もしも、あてはまることがあれば、吃音だけではなく、自閉症スペクトラムや注意欠如多動性障害や学習障害の傾向があるのかどうかの把握も必要です。
早期発見、早期療育ができれば子どもは大きく成長する可能性もあります。

吃音の子どもに他の発達障害があるのでは?
と心配な場合は、まず、図書館で発達障害の説明のある書籍を探してみましょう。

ミネルヴァ書房の「なにがちがうのシリーズ」は絵で説明されておりわかりやすいです。
http://www.minervashobo.co.jp/search/?search_menu=keyword&search_word=%E3%81%AA%E3%81%AB%E3%81%8C%E3%81%A1%E3%81%8C%E3%81%86%E3%81%AE&x=0&y=0




◆NHKハートネット 記事

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/250832.html

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/250838.html

2016年08月18日(木)
発達性協調運動障害 第1回 不器用な子どもは発達障害の可能性が
投稿者:web担当カテゴリ:Connect-“多様性”の現場からコメント(0)
20160816_000.jpg第1回 不器用な子どもは発達障害の可能性が
▼  専門家の間でも知られていない障害
▼  「協調」とは複数の情報や動きのコーディネート
▼  大人になっても残存する障害
Webライターの木下です。
以前、発達性協調運動障害についてフェイスブックで取り上げたところ反響が大きく、「子どもの頃に体育の授業がなぜあんなに辛かったのかがやっとわかった」という書き込みをされた方がおられました。発達障害に関する情報は、さまざまな形で発信されていますが、まだ一般的にはあまり知られていない事実もあります。発達障害のある子どもたちの支援に重要な影響を与えると言われる最新トレンドについてお伝えします。

専門家の間でも知られていない障害
人並み外れて不器用な子ども、極端に運動の苦手な子どもが小学校のクラスに数人はいます。例えば、「服のボタンを留められない」「靴ひもがうまく結べない」「ラジオ体操やダンスで手足がばらばらに動く」「はさみやコンパスなどが上手く使えない」「つまずくものがないのに、よく転ぶ」などなど。たんに体育の授業がうまくいかないだけではなく、日常生活もトラブル続きで、先生に叱られたり、友達からいじめられたりして、本人は辛い思いをしています。

これまでは、過保護な育て方や運動不足、練習不足が原因だと思われたり、理由がわからないまま対応に苦慮していましたが、実は、このような子どもたちは、発達障害のひとつである「発達性協調運動障害(DCD =Developmental Coordination Disorder)」である可能性が知られるようになりました。これまでも発達障害のある子どもに不器用さが見られることは認識されていましたが、そのような症例が単独にも存在し、発達障害の子どもたちを理解し、支援していく上で重要であることが、近年専門家により指摘されています。
発達性協調運動障害(DCD)の重要なキーワードである「協調」とは、どのような脳の機能なのでしょうか。これは英語では、Coordinationと言います。洋服を「コーディネートする」という外来語がありますが、そのコーディネート(coordinate)の名詞形です。
例えば、スーツもシャツも新調した。ネクタイもベルトも靴下も一流品を買った。ひとつひとつの商品に問題はない。ところが、試しに揃えて着てみると、色が合わない、趣味がチグハグで着られなかったとします。そのときはコーディネートがなっていないことになります。その比喩から類推する通り、DCDとは個々の身体機能に問題がないにもかかわらず、脳が運動をコーディネートできない障害と考えられます。
体操や球技のような複雑な運動で問題になるだけではなく、定型発達の子どもならば誰でも難なくこなせるような、「階段の上り下り」「床にボールを弾ませる」「片足でバランスを取る」といった簡単な運動においても、その不器用さは現れます。親や教師は、わざとふざけているのではないかと思うぐらいに、理解できない動きをすると言います。
DCDの子どもは、「ミルクを飲むときにむせやすい」「寝返りがうまくできない」「ハイハイがぎこちない」「滑舌が悪い」など、乳幼児のうちからその徴候は現れてきます。
DCDの頻度は6~10%と高く、小学校の30人学級ならクラスに2、3人はいる計算になります。注意欠如・多動性障害(AD/HD)の約30~50%、限局性学習障害(LD)の子どもの約50%に見られ、自閉症スペクトラム障害(ASD)と併存することも多くあります。そして、この障害は大人になっても、50~70%と高い頻度で残存するとされています。
20160816_002.jpgのサムネイル画像発達障害は、「場の空気が読めない」「自分のこだわりに固執する」「コミュニケーションが苦手」など、社会性の障害として認知されることが多いために、これまで本人の困りごとである知覚や運動のレベルの問題があまり意識されてきませんでした。しかし、協調運動に着目することで、当事者にとって何が問題なのかが明らかになり、発達障害の理解や支援のあり方も変わろうとしています。





2016年08月19日(金)
発達性協調運動障害 第2回 身体から発達障害を解明する
投稿者:web担当カテゴリ:Connect-“多様性”の現場からコメント(0)

▼  法律で「その他」の障害と表現されるDCD
▼  発達障害のわかりにくさ
前回のブログ :第1回 不器用な子どもは発達障害の可能性が

法律で「その他」の障害と表現されるDCD
Webライターの木下です。
2005年に施行された発達障害者支援法では、発達障害を以下のように定義しています。

「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能の障害であって、その障害が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう」

この法律の条文には「発達性協調運動障害(DCD)」という言葉はありません。しかし、「その他これに類する脳機能の障害」という表現があり、「政令」には、「言語の障害、協調運動の障害、その他厚生労働省令で定める障害」という記載があります。発達性協調運動障害も発達障害の一種として、法的に支援対象として位置づけられていることがわかります。
しかし、そうであっても、法律の定義には「その他」と書かれているだけなので、発達障害に関する一般向けの解説書の多くでは、「自閉症スペクトラム障害」「注意欠如・多動性障害」「限局性学習障害」の3つを発達障害として紹介しています。

「自閉症スペクトラム障害(ASD)」:「社会コミュニケーションの障害」「対人的な想像力の欠如」「特定のものや動作へのこだわり」などの特徴があります。知的な障害や言葉の遅れをともなう場合とともなわない場合があります。
「注意欠如・多動性障害(AD/HD)」:「不注意」「衝動性」「多動」などの自己抑制の障害です。自己抑制がうまくできない背景には、脳の実行機能(課題や活動を遂行するために、計画したり、目的を意識したりする脳の働き)や報酬系が十分に働いていないことがあると考えられています。
「限局性学習障害(LD)」:「読む」「書く」「計算する」の3つの学習に関して、その習得に著しい困難があり、努力してもなかなか成果が上がらないという特性をもっています。LDの中核を成しているのは、「読む」ことへの困難がある障害(読字障害=ディスレクシア)だと考えられています。 
※2013年5月に精神医学の診断基準が改定され、発達障害の基準や枠組み、呼称にも変更が加えられました。従来の「自閉性障害、アスペルガー症候群」などの広汎性発達障害が「自閉症スペクトラム障害」として一本化され、「注意欠陥多動性障害」は「注意欠如・多動性障害」に、「学習障害」は「限局性学習障害」へと用語が変更されました。現在は過渡期で新旧両方の記述が使われています。
発達障害は親のしつけや教育の問題ではなく、脳機能の障害であることはわかってきていますが、「気になる子ども」と表現されるように「社会的な不適応」から診断を受けることが多いために、対人関係に直接支障が生じるわけではない不器用さは、発達障害の主要な課題とみなされてきませんでした。専門家の間でさえ、まだ十分に認識されていないのが現状です。

2016年8月9日火曜日

【追記あり】仙台の吃音裁判 結果がでました 判決は「交付対象にならない」請求棄却

注目の仙台吃音裁判の結果が判明しました。
予想通り、「国が2005年から発達障害者支援法に吃音が定義されているのでダメですね」ということです。

判決の→判決は「個別具体的な障害の程度」
・これは発達障害者支援法による精神障害者保健福祉手帳の等級判断の程度を指しているのか?
・それとも身体障害者手帳の等級判断の程度を指しているのか?

ここが不明ですね。
不明とはいえ、裁判所は法律を公平公正に判断するところなので、現行法の発達障害者支援法を前提に述べていると推測します。



【追記部分】
毎日新聞以外に河北新報社から今回の裁判の記事がでました。
こちらによると、仙台地裁の裁判長は「身体障害者の音声言語そしゃく障害の4級にあたらない」と判断しているようです。市の却下は適法であるとのこと。
河北新報社の記事では発達障害の話はでてきません。

いずれにせよ。過去の吃音者たちが政治運動を障害者運動をしていないことが2016年に影響していますね。2005年の発達障害者支援法が始まるまえに、身体障害者音声言語そしゃく障害、3級(発話器官喪失)、4級(家族だけが当事者と意思疎通できる)、この部分に5級を追加するように運動すべきでした。


<障害者手帳不交付>吃音の男性の請求退ける

 吃音(きつおん)を理由にした身体障害者手帳の交付申請を却下された仙台市の無職男性(47)が、市を相手に却下決定の取り消しを求めた訴訟の判決で、仙台地裁は8日、男性の請求を棄却した。
 高取真理子裁判長は「男性は意思疎通が困難な場合もあるが、常にできないわけではない。音声・言語機能の障害が著しいとは認められず、市の処分は適法だ」と述べた。
 判決後、男性は「吃音者は会話に時間がかかり、就職や自立ができずに困っている。主張が認められず、大変悔しい」と語った。
 判決によると、男性は言葉がうまく発音できない吃音の症状があり、2014年8月、音声・言語機能障害による身体障害者手帳の交付を市に申請。市は9月に「障害の認定基準となる喉頭の障害や形態異常などは認められない」などとして却下した。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201608/20160809_13036.html

【追記部分】


吃音者の当事者団体が派閥抗争、吃音は障害? 障害ではない? 障害だ! 治す! 治さない! なんて内輪で揉めているあいだに、吃音の身体障害者手帳の交付対象として19XX年から政治運動をしていなかったことが悔やまれます。

その後も内輪での問題は続き2005年の発達障害者支援法を2014年7月3日に国立障害者リハビリテーションセンターの発達障害情報支援センターの「吃音は発達障害に定義されているよ」というホームページの情報更新で初めて知るという残念な結果になってしまいました。

2013年に北海道で自死した吃音看護師さんは本当は今でも、生きている可能性はあったのですね。理解のある病院で働いているかもしれないのです。

今後はそのようなことがないように、吃音当事者団体はスモールステップアップでいいので、いきなり100のゴールを目指さずに一步二歩と日本政府に意見を述べていくべきだと思います。内輪揉めはもうやめてほしい。他の発達障害者団体などと連携していってほしいと思います。



 訴訟で、市側は「国は吃音を精神障害に分類される発達障害に当たるとしているので、身体障害者手帳の交付対象にならない」と主張したが、判決は「個別具体的な障害の程度」に基づいて判断すべきだと指摘。その上で桜田さんは訴訟の本人尋問などで意思疎通ができているとして交付対象とならないとした。


関連情報
◆【必読】はじめて吃音を知った人へ 吃音と関わる上で絶対に知っておくべきこと 大切な吃音ガイドライン
http://kitsuonkenkyuguideline.blogspot.jp/2015/11/blog-post.html

◆吃音者や吃音当事者の家族にはレイシスト(差別主義者)がいる? 吃音を病気や障害と認められない人々の実態とは? そのワケ
http://kitsuonkenkyuguideline.blogspot.jp/2016/07/blog-post_10.html

◆2013年、北海道で吃音看護師が自殺した。だが、本当は自殺を避けられたのである
http://kitsuonkenkyuguideline.blogspot.jp/2015/11/2013.html


【ニュース本文 毎日新聞社】
仙台地裁「程度が交付対象にならない」と判断、請求棄却
 吃音(きつおん)を理由とする身体障害者手帳の交付申請を仙台市に却下された同市の無職、桜田俊介さん(47)が市を相手に却下決定の取り消しを求めた訴訟の判決で、仙台地裁(高取真理子裁判長)は8日、請求を棄却した。

 判決は、桜田さんの吃音の程度は交付対象にはならないと判断したが、原告側弁護士は「判決は吃音者でも手帳の交付を受けられる余地があると事実上認めており、画期的だ」と評価した。

 訴訟で、市側は「国は吃音を精神障害に分類される発達障害に当たるとしているので、身体障害者手帳の交付対象にならない」と主張したが、判決は「個別具体的な障害の程度」に基づいて判断すべきだと指摘。その上で桜田さんは訴訟の本人尋問などで意思疎通ができているとして交付対象とならないとした。

 判決を受け、桜田さんは「悔しくてたまらない」と話し「支えてくれた妻にこれ以上(労力的、金銭的な)負担はかけられない」と控訴はしない方向だ。【遠藤大志】
http://mainichi.jp/articles/20160809/k00/00m/040/056000c

2016年8月7日日曜日

【重要】フジテレビ インターネット配信 ホウドウキョクにて吃音が発達障害であると説明(by 国立障害者リハビリテーションセンター 森先生)

2016年8月7日、フジテレビがインターネット上で配信しているサービスにて吃音が生放送で報道されました。
もしかすると過去放送としていつでも見られるかもしれません。


出演は厚生労働省 国立障害者リハビリテーションセンター病院の森浩一先生、東京言友会の川端鈴笑さん(ラヴソングの吃音演技指導者)の2名でした。


◆『ニュースのキモ!Evening』 出演者:(阿部知代・森下知哉)
http://www.houdoukyoku.jp/pc/

再放送アーカイブ
http://www.houdoukyoku.jp/pc/archive_play/00152016080701/1/

今回の放送の最重要点は厚生労働省の国立障害者リハビリテーションセンター病院の森浩一先生が『吃音が発達障害である理由』を説明したことです。もう一つ、『吃音は7割8割は遺伝である』と説明されたことも重要でした。お子さんが吃音の場合、父母本人、父方か母方の親戚縁者の中に吃音者がいることを改めて知る人もいるかもしれません。


森浩一医師、吃音が発達障害だと認めてくれて本当にありがとうございます。北海道で吃音看護師さんが自殺する前にもっとはやく認めてほしかったです!!国立の国立障害者リハビリテーションセンターが吃音は発達障害だと2005年から宣言していれば、自殺する人や引きこもる人は減っていたはずです!!



今後は国立障害者リハビリテーションセンターの吃音のページを発達障害で障害者手帳が取得できますと書き換えてほしいです。

吃音単独でも精神障害者保健福祉手帳を吃音者が取得できます。うつ病や社交不安障害がなくても吃音という発達障害単独で取得できることも説明してほしいです。二次障害がなくても障害者手帳は取得できるのですから。



2014年7月3日に突如として国立障害者リハビリテーションセンターの発達障害情報・支援センターに『吃音は発達障害者支援法に入っています。発達障害の一覧紹介に吃音を掲載』されました。発達障害者支援法は2005年からあった法律なのに、それが2014年7月まで周知徹底されていなかったという悲劇です。今回、改めて国立障害者リハビリテーションセンター病院の森氏が吃音が発達障害であると説明したことは吃音業界においてとてもインパクトがあります。

2013年には北海道にて吃音看護師さんが吃音が社会保障の対象とは知らずに自殺してしまったのです。本当に悔しいことでした。吃音看護師さんは自殺しない可能性もあったのです。社会保障を使えたかもしれません。吃音看護師さん以外でもニュースになっていない自殺者もいるかもしれません。吃音が原因で学校や進学を諦めた人、大人になってもひきこもりの人がいるでしょう。2016年現在は吃音単独で精神障害者保健福祉手帳を取得できます。障害者雇用枠や就労移行支援事業所も利用できます。

小学生、中学生、高校生、大学生も合理的配慮を受けることができます。それは入試の面接でも、普段の授業でもいつでもどこでも合理的配慮を発動することができます。吃音によって話すことをずっと悩み続ける必要はないのです。勉強にも集中できます。明日の当番、発表のことを考えて学校を休む、うつになることはないのです。吃音を苦にして不登校や退学する必要はないのです。

また、官民問わず、総務・人事採用担当をしている職員さんは、吃音が障害者法定雇用率に計算できると覚えてください。2018年から事実上の精神障害者保健福祉手帳所持者の法定雇用義務化が開始です。

一般に言われる発達障害である自閉症スペクトラム、ADHD、LD、トゥレット症候群を診療しているお医者さん、支援者のみなさまも、吃音が発達障害であるということ。絶対に覚えてください。

現在DSM-5では吃音は神経発達障害群に分類されています。ICD-11ドラフト版でも発達障害の中に吃音が分類されています。


今回、フジテレビのインターネット配信番組という形でしたが、吃音のことが少しでも社会に知られていくことを心から願っています。そして自殺するひきこもりことがないような社会に変わってほしいです。

吃音者の雇用も障害者枠で増えていくことを願っています。


◆吃音症は発達障害であり精神障害者保健福祉手帳の交付対象であることが判明しました。
http://stutteringperson.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html

◆厚生労働省へ陳情
http://stutteringperson.blogspot.jp/2014/08/blog-post_5.html

◆【必読】はじめて吃音を知った人へ 吃音と関わる上で絶対に知っておくべきこと 大切な吃音ガイドライン
http://kitsuonkenkyuguideline.blogspot.jp/2015/11/blog-post.html


放送の内容については九州大学病院、吃音ドクターこと菊池良和医師がTwitterでキャプチャー画像を掲載してくれましたので。それを紹介させていただきます。多謝












2016年8月5日金曜日

2016年8月7日 フジテレビのネット番組「ホウドウキョク」で吃音が特集!

2016年春 月9ドラマで話題になった吃音
今度はフジテレビのインターネット番組「ホウドウキョク」で吃音のことが特集されるそうです。
どのような内容になるのか楽しみですね。

2016年7月24日日曜日

【重要】吃音を診療すると表明している病院リスト

吃音を診療する病院はどこでしょうか?
今回吃音を診療するという病院リスト作成します。
2016年7月24日現在の情報です。


病院リストの間違い修正など筆者に連絡をください。
このリスト以外に存在する病院がある場合、連絡をください。

2017年現在。篤志家の発達障害児者を診療する精神科医師が吃音を受けいれているという情報があります。発達障害で有名な医師(著書を出しているとか、JDDネットのメンバーだとか、自閉症協会のメンバーだとか、発達障害学会のメンバーだとか)がいる場合、直接この人物達に「吃音を診療してほしい。助けてほしい」と伝えるのもアリでしょう。


また、「吃音を診療する病院はどこか?」と検索した皆さんへ。
そうです。吃音を診る病院を検索することが異常事態です。
発達障害者支援法の19条を声にだして音読してください。
そもそも2005年から存在するこの法律の19条が遵守されていないことが大問題です。
みなさまのお住いの議会、選挙区の議員に「吃音を診療する病院が存在しない!!助けてほしいのに医師がいなければ診断書すら入手できない!どうしたらいいのか。死ぬしかないのか?」と訴えてください。当事者の方も家族も、発達障害児者の支援者も、議員に伝えてください。これは異常事態です。2005年から存在する法律が適切に運用されていないのです!!

(専門的な医療機関の確保等)
第十九条  都道府県は、専門的に発達障害の診断及び発達支援を行うことができると認める病院又は診療所を確保しなければならない。
2  国及び地方公共団体は、前項の医療機関の相互協力を推進するとともに、同項の医療機関に対し、発達障害者の発達支援等に関する情報の提供その他必要な援助を行うものとする。

【注意事項】

病院に行く前に必ず病院に吃音を診察してもらえるか?確認してください。
電話でもFAXでもEメールでもいいので病院に確認してください。

・吃音を診療する病院、医師は耳鼻咽喉科、精神科、児童精神科、小児科、精神科(発達障害を専門)、小児神経科などがあります。

・吃音を診療する医師の吃音イズム(主義主張)によっては、『吃音は訓練して治すべきだ』、『吃音で障害者手帳申請書類は書かない』、『吃音で困っているなら身体障害者手帳申請書類でも、精神障害者保健福祉手帳申請書類でも積極的に書きます』という場合があります。よく確認しましょう。

・吃音の診療や訓練は保険診療ができます。原則3割負担、自治体によっては年齢によって子どもであれば無料の場合、少ない負担で利用できます。発達障害として吃音を捉える場合は自立支援医療(精神通院医療) 制度を利用して収入(納税金額)によりますが1割負担で利用できます。

言語聴覚士や一般人が医師や歯科医師の指示を受けない、自由診療をする場合がありますので気をつけてください。保険診療できるものをそうしないのは志がない人です。特に言語聴覚士は言語聴覚士法という法律が存在し、言語聴覚士は医師か歯科医師と連携し指示のもと職務を遂行すると書かれています。

・吃音当事者さん、家族も自分達の目的にあった病院を選びましょう。

・子どもしか診療しないという病院もあります。よく確認してください。

・他の病院にて患者が吃音であるとの診断書があれば精神障害者保健福祉手帳申請書類を書くという発達障害を専門にする精神科医師が東京に存在します。この場合は筆者に連絡をください。
このリストには公開できません。

★自分の住んでいる自治体に病院がない!!

この場合は、政治の力に訴えるしかありません。
お住まいの自治体の都道府県議会に現実を伝え、発達障害者支援法に基いて吃音を診療する
病院を設置してほしいと運動を起こすしかありません。一人では歯がたたないので協力して行ったほうがよいでしょう。

発達障害者支援法第19条
(専門的な医療機関の確保等)
第十九条  都道府県は、専門的に発達障害の診断及び発達支援を行うことができると認める病院又は診療所を確保しなければならない。
2  国及び地方公共団体は、前項の医療機関の相互協力を推進するとともに、同項の医療機関に対し、発達障害者の発達支援等に関する情報の提供その他必要な援助を行うものとする。



http://kitsuonkenkyuguideline.blogspot.jp/2015/11/blog-post.html

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H16/H16HO167.html



病院リスト(順不同 敬称略)


◆埼玉県 国立障害者リハビリテーションセンター病院 成人吃音相談外来 
http://www.rehab.go.jp/hospital/japanese/jibika/kitsuon.html

◆埼玉県 獨協医科大学 子どものこころ診療センター
http://www.dokkyomed.ac.jp/dep-k/ccdpm/services.html

◆福岡県 九州大学病院 耳鼻咽喉科 菊池良和医師
http://www.hosp.kyushu-u.ac.jp/app/modules/diagnosis/outpatient.php?categoryid=25

◆神奈川県 北里大学東病院 リハビリテーション部
http://www.kitasato-u.ac.jp/ehp/medicalpersonnel/rehabilitation.html

◆東京都 どんぐり発達クリニック
http://donguri-clinic.com/treatment.html

◆東京都 東海大学医学部付属東京病院
http://www.tokyo-hosp.tokai.ac.jp/department_list/special/ear_nose_and_throat/

◆東京都 日本赤十字社医療センター
http://www.med.jrc.or.jp/hospital/clinic/tabid/209/Default.aspx

◆東京都 日本歯科大学附属病院
http://dent-hosp.ndu.ac.jp/nduhosp/facilities/cooperation/language-hearing/index.html

◆千葉県 帝京大学ちば総合医療センター
http://www.med.teikyo-u.ac.jp/~chiba/01_shinryo/0114_jibi/

◆大阪府 大阪市立総合医療センター
http://www.osakacity-hp.or.jp/ocgh/department/syouni/gengo.html

◆広島県 県立広島大学付属診療センター
http://www.pu-hiroshima.ac.jp/soshiki/diagnosis/

◆北海道 北海道医療大学病院
https://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~hospital/service/kankei.html

◆兵庫県 医療法人明和病院
http://meiwa-hospital.com/outpatient/departments/pediatrics.html

◆熊本県 おがた小児科
http://www.ogata-sickkids.or.jp/

◆新潟県 西新潟中央病院
http://www.masa.go.jp/contents/shinryouka/reh.html

◆神奈川県 日本鋼管病院
https://www.koukankai.or.jp/course/jibika.html

◆神奈川県 横浜市総合リハビリテーションセンター
http://www.yokohama-rf.jp/service/counselchild.html

◆神奈川県 たま日吉台病院
http://tamahiyoshi.or.jp/tamahiyoshidai/reha/index.html

◆富山県 黒部市民病院
http://med-kurobe.jp/medical/medical-guide/jibiinkouka.html

◆三重県 みたき総合病院
http://mitakihp.jp/ent.php

◆宮城県 東北大学病院
http://www.hosp.tohoku.ac.jp/departments/1404.html

◆福井県 福井大学医学部附属病院
http://www.hosp.u-fukui.ac.jp/sinryouka/o_tokushusinryou/o12_tokushusinryou/o12_tokushusinryou_03.html

◆静岡県 JA静岡厚生遠州病院
http://k-enshu.ja-shizuoka.or.jp/shinryoka-bumon/bumon/shinri

◆静岡県 焼津市立総合病院
http://www.hospital.yaizu.shizuoka.jp/section/shinryogijutsu/rehabilitation/st.html

◆宮崎県 天生堂医院
http://www.tenseidou.jp/facilities.html

◆愛媛県  旭川荘南愛媛病院 南愛媛療育センター
http://asahigawasou.or.jp/minamiehime/

◆和歌山県 角谷リハビリテーション病院
http://www.sumiya.or.jp/reha/dept/st.html

◆山口県 山口リハビリテーション病院
http://www.yamariha.com/shouni.html

◆徳島県 ホウエツ病院
http://www.houetsu.com/busyo/rehabili/gengo/

2016年7月20日水曜日

【重要】神奈川県川崎市 関東圏に新たな吃音外来病院が開設 日本鋼管病院 2016年7月より

関東圏に新たな吃音外来病院が開設される。
日本鋼管病院の耳鼻咽喉科の医師が吃音外来を週一回の予定で始めるようだ。
神奈川県川崎市の病院である。
訓練重視の病院なのか?
障害者手帳申請書類も書いてくれるのか?
現時点では不明ではある。
しかし、関東圏で吃音を診療する病院が増えるのは良いことである。



〒210-0852 神奈川県川崎市川崎区鋼管通1丁目2番1号 / TEL : 044(333)5591(日本鋼管病院)〒210-0852 神奈川県川崎市川崎区鋼管通1丁目2番3号 / TEL : 044(366)8900(こうかんクリニック)


◆もしかして、この報告を学会で発表した医師かも???

【重要】吃音と発達障害の併存について日本音声言語医学会の学会誌より紹介
http://stutteringperson.blogspot.jp/2016/02/blog-post_23.html



◆以下、病院ホームページから引用
吃音

吃音とは一般的に「どもり(※)」と呼ばれるもので、言葉が流暢に出てこないものを指します。
1%ほどの人が持っているといわれていますが、世間に知られていない病気で、
吃音を診療する医療機関が少ないのも現状です。

また進行した吃音は連発(ことばを繰り返す)だけでなく、難発と呼ばれる「言葉を出てこなくなる」症状が
メインになってきます。

難発は周囲に理解してもらいづらい症状のため1人で悩んでしまいがちです。


当科では、「声」や「吃音」でお困りの方を対象に「音声・吃音外来」を開設しており、
小児、成人ともに必要に応じて言語療法士による言語療法を併用します。

 【声・吃音外来】

 小児に対しては環境調整や学校への配慮のお願いなどを通じて、吃音が軽くなること、
 吃音に対するネガティブな感情が生じすぎないよう対応します。

 成人に対しては、まずは「吃音とはどんな疾患か」理解していただく必要があります。
 その上で認知行動療法を応用したカウンセリングを行います。
 また必要に応じて補助的な投薬治療も行います。


※ 「どもり」は差別用語と捉えられることがありますが、ここではわかりやすく表現するために用いました。
  予めご了承願います。


「音声・吃音外来(金曜午後)」は2017年7月より開設予定です。
初診の方は、まず富里医師の耳鼻科一般外来を受診のうえ、ご相談下さい。
http://www.koukankai.or.jp/course/jibika.html


2016年7月18日月曜日

吃音があっても成功している人が、そうではない吃音者を助けようとしない理由は?

吃音業界の永遠のテーマ
吃音は障害か?
吃音は障害ではないか?

過去から未来永劫継続する問題です。常にループしていると言っても過言ではありません。


さて、なぜ?
吃音があるけれど学校や社会で居場所がある人は、そうではない困っている当事者のために行動しないでしょうか?

吃音があっても成功している吃音者は口をそろえてこう言い放ちます。
「私はこうやったからあなたもこうやればいいよ」
「私は吃音があるけど幸せだし、何も問題ないよ」

とても安易な発言です。
吃音があるかどうか以前に、人間社会では生まれた家の環境、お父さんお母さんの稼いでいるお金、学校でイジメを受けたか受けないか?不登校になってしまい進学する機会を失った人、就職活動で失敗してしまった人も存在します。吃音は関係なく、様々な障害当事者、社会的障壁のある人に共通することです。お金がなければ大学にいけない人もいますね。貧困の問題です。



吃音がある成功者はなぜ思考停止してしまうのでしょうか?

本当に志のある吃音問題を真剣に考えている吃音のある成功者ならこうするはずです。
「私の働いている職場の人事部を説き伏せたよ。君も私と同じ職場で働こうよ。ちゃんと口利きしてあるから安心して」
「私が仕事の仕方を教えてあげるよ」
「一緒に頑張ろう」
「私の会社はダメだけど、他のところを紹介するから。安心して」

例えばこういう発言をするはずなのです。
私は吃音があっても生活に問題ないし、幸せだし。それでいいやと思考停止するのではなく。
まず、実際に行動に移るはずです。
自分の職場が無理なら、他の場所を紹介するなどを助けてくれるはずです。
成功している居場所のある吃音者はその立場を利用して自分の歩んできた道を困っている吃音者や若い世代のためにもっと道を歩きやすく整備する責任があります。道を開拓して整備して歩きやすくすべきなのです。


思考停止をしてしまうと、間接的なアドバイスや生き方論、私はこうやった!という自慢話になってしまいます。本当に直接、困っている吃音者を助けようとしません。絶対にしません。これは成功している吃音者にとても多いです。

もちろん、成功している吃音者が思考停止して間接的なアドバイスにだけ徹するのは理由があります。

成功している吃音者は『本当は職場や社会で「自分は吃音があります。」とはカミングアウトしていないのです』

困っている吃音者を自分の職場に入社させようなんてしたら、自分が吃音であることをカミングアウトしなければいけないため、それは昇進や昇給、出世コースなどに悪影響を与えるのではないか?と思い込んでいるのです。

もちろんそれは大切なことです。成功している吃音者もその環境をどうしても維持したいはずです。
となると、将来ライバルになるかもしれない人間と働くなんて嫌かもしれません。

ではどうすればいいのでしょうか?
答えは人間の文明社会、社会保障制度ですね。
学ぶ側でも働くときでも合理的配慮や障害者手帳、障害者雇用などを自由に選ぶことができるように社会全体を変えていけばいいのです。

しかし、またまたここで成功している居場所のある吃音者は躊躇します。
『吃音が障害だなんて周知徹底されたら、私の今いる居心地のよい環境が崩壊するかもしれない。そうだ吃音は障害じゃないんだ。神様からもらったギフトだ。吃音は選ばれた者だ』

これが吃音業界永遠のテーマです。
いつになれば解決するのでしょうか???
あと何人困っている吃音者がひきこもり生活をすればいいでしょうか?
自殺すればよいでしょうか? 
不思議なことです。

2016年7月8日金曜日

吃音研究は今後どちらになるの? 国リハ? 国立精神・神経? 耳鼻咽喉科? 児童精神科? 精神科?

平成28年7月6日(水)から平成28年7月7日(木)まで
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターにて第21回 発達障害支援医学研修が開催された。自治体の推薦が参加条件となっている

1.目的

都道府県における発達障害支援の拠点的医療機関の医師等を対象として、研修修了後に各地域において指導的な立場から、発達障害支援に関する情報や技能を伝達できるようになることを目的とする。
2.対象者

病院、保健所、発達障害支援センター等に勤務し、発達障害に関心を有する医師、特に指導について責任的立場にある者。
なお、自治体(都道府県、指定都市)において、行政的な立場で地域の研修実施に携わる者もしくは発達障害者支援センター職員の参加も可能とする。
医師単独の研修参加は可能であるが、行政的立場の者の単独参加は認めない。

詳細はこちら
http://www.ncnp.go.jp/nimh/kenshu/h28/h28_21_01.html




ここでは吃音ドクターの菊池良和医師が講演をの1つをしたとのことである。
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターといえば
心の病気や心身症、神経及び筋の病気診断や治療、調査研究、研修などを行う機関である。
過去の 第19 回 発達障害児・者支援のための医学研修プログラム(知的障害研究部)でも国立障害者リハビリテーションセンターの森 浩一氏:発達性吃音の診断と支援の実際という講演の1つを担当したようだ。


このように吃音のことが耳鼻咽喉科医師よりも、児童精神科、精神科、小児神経科、小児内科といった医師達に広まるのは良いことである。今後は耳鼻咽喉科だけが吃音診療ができるという時代ではなくなるかもしれない。

今までのように耳鼻咽喉科で吃音を診療してもらいたい。治したい訓練したいという吃音者もいるであろう。治す、訓練する医療モデルよりも、障害者手帳を取得して障害受容をし、一般に言われる発達障害者のように生活していく人もいるであろう。何れにせよ吃音当事者の選べるメニューが増えることは良いことである。

2016年7月3日日曜日

吃音者の自殺はどれくらいあるのか? 統計はあるのか?

吃音者はどれくらい自殺しているのか?
2013年7月北海道で吃音看護師のAさんが自殺したことは衝撃的なニュースであった。

吃音は明確に自殺の理由としてデータ化されているのだろうか?
実は自殺統計に個別の障害や疾患ごとのデータは存在していない。
他にないだろうか? 政府機関などが調べたものがあるのではないか?
と調べてはみたが、言友会によるアンケートを根拠としている例はあった。
(国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT: National Institute of Information and Communications Technology))

先に結論を述べるが、吃音を苦とした、吃音を主訴とした自殺のデータは存在しない。
これは吃音者の当事者団体が国、厚生労働省や警察庁に説明を求めたほうがいいだろう。
非公開ではあるが、もっと詳細なデータが存在するかもしれない。







内閣府の平成27年度の自殺統計を調べる。内閣府自殺対策推進室
と警察庁生活安全局生活安全企画課が提供しているデータである。
この統計の付録2 職業別、原因・動機別自殺者数【総計/家庭問題/健康問題】①によると
このような部分にまで踏み込んで自殺は分析されている。

家庭問題
・親子関係の不和
・夫婦関係の不和
・その他家族関係の不和
・家族の死亡
・家族の将来悲観
・家族からのしつけ・叱責
・子育ての悩み
・被虐待
・介護・看病疲れ
・その他

健康問題
・病気の悩み(身体の病気)
・病気の悩み・影響(うつ病)
・病気の悩み・影響(統合失調症)
・病気の悩み・影響(アルコール依存症)
・病気の悩み・影響(薬物乱用)
・病気の悩み・影響(その他の精神疾患)
・身体障害の悩み
・その他

経済・生活問題
・倒産
・事業不振
・失業
・就職失敗
・生活苦
・負債(多重債務)
・負債(連帯保証債務)
・負債(その他)
・借金の取り立て苦
・自殺による保険金支給
・その他

勤務問題
・仕事の失敗
・職場の人間関係
・職場環境の変化
・仕事疲れ
・その他


以上が自殺統計のできる範囲の自殺動機分類である。
吃音の場合はこのあたりの動機が関係しそうである。
・家族からのしつけ・叱責
・病気の悩み(身体の病気)
・病気の悩み・影響(うつ病)
・病気の悩み・影響(その他の精神疾患)
・身体障害の悩み
・仕事の失敗
・職場の人間関係
・職場環境の変化




◆言語訓練支援クラウドサービスの開発および提供~失語症訓練、音声コミュニケーション支援、吃音克服訓練 2014.10 株式会社アニモ PDFファイル
言友会によるアンケートとして紹介されている
https://www2.nict.go.jp/ict_promotion/barrier-free/103/topic/expo/20150115/sub/doc/08animo.pdf


◆内閣府 自殺の統計
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/toukei/

自殺の統計
統計の種類について
このページでは、自殺の統計として「警察庁の自殺統計原票を集計した結果(自殺統計)」と「厚生労働省の人口動態統計」の2つを掲載しています。
「自殺統計」と「人口動態統計」では、以下のとおり調査対象等に違いがあります。
1)調査対象の差異
「自殺統計」は、総人口(日本における外国人も含む)を対象としているのに対し、「人口動態統計」は日本における日本人を対象としています。
2)調査時点の差異
「自殺統計」は、発見地を基に自殺死体発見時点(正確には認知)で計上しているのに対し、「人口動態統計」は住所地を基に死亡時点で計上しています。
3)事務手続き上(訂正報告)の差異
「自殺統計」は、捜査等により、自殺であると判明した時点で、自殺統計原票を作成し、計上しているのに対し、「人口動態統計」は自殺、他殺あるいは事故死のいずれか不明のときは自殺以外で処理しており、死亡診断書等について作成者から自殺の旨訂正報告がない場合は、自殺に計上していません。


◆平成27年度の自殺の統計
内閣府自殺対策推進室
警察庁生活安全局生活安全企画課
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/toukei/h27.html







2016年7月1日金曜日

吃音がランキング入り 何番目? Google、2016年上半期検索ランキングを発表

マイナビニュースがGoogleの上半期検索ランキングを報道しました。

吃音は 急上昇ランキング「●●とは」 のランキングに第2位となっています。
パナマ文書を抑えての第2位です。

フジテレビの月9、ラヴソング効果がとても影響したのでしょう。
健常者、一般社会の人に「吃音」が強烈な印象になったようです。
ドラマを見た人が吃音とはなんだろうか?
藤原さくらの演じる女性の、この変な喋り方話し方はなんだろう?
と気になったのでしょう。
筆者の管理サイトも吃音の検索ワードが急上昇しています。
特に吃音が発達障害者支援法に含まれる説明のアクセスが物凄いカウントでした。
日本社会全体に吃音は発達障害者支援法に含まれる障害であると、広まる大きなキッカケになったようです。






◆詳細はこちら


Googleは6月27日、「2016 年上半期の検索ランキング」を発表した。「急上昇ランキング」「話題のニュース」などについて、トップ10がまとめられている。

話題のニュースでは、多くの被災者が出た「熊本地震」がトップに入り、2 位の「おそ松さん」は、アニメの最終回が放映された時期に特に検索が急上昇したという。

急上昇ランキング

順位 検索ワード
第1位 ベッキー
第2位 SMAP
第3位 熊本地震
第4位 清原和博
第5位 小林麻央
第6位 前田健
第7位 冨田真由
第8位 ディーンフジオカ
第9位 おそ松さん
第10位 武田圭吾
話題のニュース

順位 検索ワード
第1位 熊本地震
第2位 おそ松さん
第3位 パナマ文書
第4位 iPhone SE
第5位 真田丸
第6位 アイコス
第7位 ズートピア
第8位 僕だけがいない街
第9位 あさが来た
第10位 不機嫌な果実
また、言葉の意味を調べる「~とは」の検索では、社会的に関心を集めた「マイナス金利」や「パナマ文書」に加え、ドラマで取り上げられた「吃音」への関心が集まった。いずれも調査期間は 2016年1月1日~ 6月17日で、検索が急上昇したキーワードが対象。

急上昇ランキング「とは」

順位 検索ワード
第1位 マイナス金利とは
第2位 吃音とは
第3位 パナマ文書とは
第4位 フラッシュモブとは
第5位 野球賭博とは
第6位 執行猶予/li>
第7位 バルスとは
第8位 G7とは
第9位 ヘイトスピーチとは
第10位 しんこうせいがんとは

2016年6月22日水曜日

2016年6月22日 NHKあさイチで子どもの発達障害特集 トゥレット症候群と吃音は明記されず

2016年6月22日 NHKのあさイチにて 『ほめて伸ばす!子どもの発達障害』が放送されました。
前回の栗原類さん出演したときから1年ほど経過しての放送とのこと。

しかし、本当に残念なことに、発達障害者支援法に含まれている、トゥレット症候群と吃音が具体的に明記されませんでした。先日のNHK厚生文化事業団の講演会では両方とも発達障害と説明がありましたが、NHKの放送部門ではまだまだ浸透していないようです…。本当に悔しいです。

・NHK厚生文化事業団の講演会で「トゥレット症候群」、「吃音」が発達障害と説明 2016年6月12日
http://stutteringperson.blogspot.jp/2016/06/nhk2016612.html


画像のようにASD(自閉症スペクトラム)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、ADD(注意欠陥障害)、LD(学習障害)については紹介されました。

主に言われているものという前置きで。以上のものが紹介されました。
しかし、2014年12月より、内閣府の政府広報でもトゥレット症候群と吃音が発達障害に含まれていると周知をしています。

NHK厚生文化事業団の講演会ではしっかりと説明をしたのに、NHKの放送局もここまで説明すべきだと思いました。









2016年6月22日の放送内容

ほめて伸ばす!子どもの発達障害




「あさイチ」で、これまで2回にわたりお伝えしてきた“発達障害”。お伝えしてきたのは主に大人の発達障害でしたが、取材の過程で「言葉の発達が遅い」「こだわりが強い」など、わが子の発達に悩む保護者の方も多いことが分かってきました。そこで番組では、発達障害の子どもの療育方法として国際的に最も用いられている「ABA(応用行動分析)」についてご紹介。「うまくできたら、すぐにほめる」「課題を細かいステップに区切って教える」など、ABAに取り組む親子に密着し、子どもの発達を支援するために、親がどのように接すればよいのか、何が大切なのかを、考えました。
子どもの発達障害
発達障害は先天的な脳の機能障害の一種で、発達障害の人はほかの人とコミュニケーションをとったり社会生活を送ることに困難を感じる場合があります。
現在のところ根本的に治すことはできませんが、適切な対応によって社会生活上の困難は軽減することができると言われています。
幼児期には「視線が合わない」「人に興味を持たない」「言葉の発達が遅い」「こだわりが強い」などの症状が診られることがありますが、現れ方は発達障害のタイプや個人によって大きく異なります。
多くの場合、親は子どもとのつながりを感じにくくコミュニケーションがとれないために育てづらさを感じると言います。


ほめて伸ばす ABA(応用行動分析)
社会生活の困難を軽減する方法として国際的に広く用いられている手法にABA(応用行動分析)があります。望ましい行動の直後にほめるなどのごほうびを子どもにあげることによって、その「望ましい行動を増やす」ことができるという考え方です。


専門家ゲスト:平岩幹男さん(小児科医)
ゲスト:栗原類さん(モデル)、浜島直子さん(モデル)
リポーター:瀬田宙大アナウンサー

2016年6月14日火曜日

2016年5月24日第190回国会参議院 厚生労働委員会 第22号にて トゥレット症候群、吃音が取り上げられていた

2016年5月25日 発達障害者支援法改正がありました。
その背景でこのようなことがありました。
詳細は第190回国会 厚生労働委員会 第22号
平成二十八年五月二十四日(火曜日)の議事録を確認してください。

着実に、日本国内の発達障害情勢が変化しています。

日本の国会で吃音のことをしっかり障害の問題として取り上げられるなんて、何年ぶりでしょうか?
吉川兼光議員以来では? 1966年にこんな大きなチャンスがあったのに、吃音者は一致団結できなかったのか。2016年まで時間がかかったのか…と思ってしまいます…。
http://stutteringperson.blogspot.jp/2014/04/blog-post_8165.html

トゥレット症候群、吃音、発達障害者支援法の通知文に書かれている障害です。
DSM-5にて神経発達障害群に分類されたのが2013年。突然、国立障害者リハビリテーションセンターの発達障害情報支援センターが吃音が発達障害に含まれると告知したのが2014年7月3日。
日本政府は発達障害者支援法を、今後ICD-11の動向を見直し適切に運用していくようです。現在、発達障害者支援法の法律本文には明記していない発達障害が存在します。事務次官通知文にて対応しています。これは今後どのようになるでしょうか?



◆議事録

○川田龍平君 会派を代表して質問させていただきます。
 来年にも予定されているICD11への改訂という国際的動向を踏まえ、発達障害の定義の見直しをどのように進めていくつもりでしょうか。
   〔委員長退席、理事島村大君着席〕
○国務大臣(塩崎恭久君) 現行の発達障害者支援法の発達障害の定義につきましては、脳機能の障害である自閉症、アスペルガー症候群などが規定をされておるわけでございますけれども、これはWHOが定めた国際疾病分類に沿って規定をされております。
 現在、WHOにおいては、現行の疾病分類でありますICD10を見直して新たにICD11とするための検討が行われていると承知をしておりまして、今後、我が国においても、その検討の状況や国内の関係団体や学会などの意見を踏まえて発達障害の定義についても議論されることとなるというふうに考えているところでございます。
○川田龍平君 発達障害の定義の見直しに当たっては、別表を作る案が考えられますが、藤堂参考人は、その場合、全ての発達障害名を網羅して記載すべきと考えているのか、それとも重立った障害名のみを記載すべきとお考えでしょうか。
○参考人(藤堂栄子君) 御質問ありがとうございます。
 私が主宰しておりますNPOは、ディスレクシアという今法律には載っていない名前を使っております。トゥレットですとか吃音ですとか、今話題になっている発達障害で法律に名前が載っていない部分も随分あるということは分かってきていることなんですね。ただ、法律に載っていないとそれだけで存在しないというふうに思われてしまうことがございますので、できる限り載せてほしいなと思っております。

http://online.sangiin.go.jp/kaigirok/daily/select0107/main.html