平成28年7月6日(水)から平成28年7月7日(木)まで
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターにて第21回 発達障害支援医学研修が開催された。自治体の推薦が参加条件となっている
1.目的
都道府県における発達障害支援の拠点的医療機関の医師等を対象として、研修修了後に各地域において指導的な立場から、発達障害支援に関する情報や技能を伝達できるようになることを目的とする。
2.対象者
病院、保健所、発達障害支援センター等に勤務し、発達障害に関心を有する医師、特に指導について責任的立場にある者。
なお、自治体(都道府県、指定都市)において、行政的な立場で地域の研修実施に携わる者もしくは発達障害者支援センター職員の参加も可能とする。
医師単独の研修参加は可能であるが、行政的立場の者の単独参加は認めない。
詳細はこちら
http://www.ncnp.go.jp/nimh/kenshu/h28/h28_21_01.html
ここでは吃音ドクターの菊池良和医師が講演をの1つをしたとのことである。
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターといえば
心の病気や心身症、神経及び筋の病気診断や治療、調査研究、研修などを行う機関である。
過去の 第19 回 発達障害児・者支援のための医学研修プログラム(知的障害研究部)でも国立障害者リハビリテーションセンターの森 浩一氏:発達性吃音の診断と支援の実際という講演の1つを担当したようだ。
このように吃音のことが耳鼻咽喉科医師よりも、児童精神科、精神科、小児神経科、小児内科といった医師達に広まるのは良いことである。今後は耳鼻咽喉科だけが吃音診療ができるという時代ではなくなるかもしれない。
今までのように耳鼻咽喉科で吃音を診療してもらいたい。治したい訓練したいという吃音者もいるであろう。治す、訓練する医療モデルよりも、障害者手帳を取得して障害受容をし、一般に言われる発達障害者のように生活していく人もいるであろう。何れにせよ吃音当事者の選べるメニューが増えることは良いことである。
成人している吃音と広汎性発達障害とADHDとLDを併発している当事者のブログ。 社会的障壁のある全ての当事者が生きやすい、360度の方向へ選択肢がある世の中になることを目指す。現在日本国では吃音は障害者とされています。発達障害者支援法に入っています。(17文科初第16号 厚生労働省発障第0401008号を参照)詳細はこのブログの「吃音症は発達障害です」をご覧ください。 医師と言語聴覚士の皆様、「困っている当事者」のために精神障害者保健福祉手帳申請書類を書いてください。これ以上吃音を苦にした自殺者を出すわけにいきません。 吃音はDSM-5によると名称変更になりました→小児期発症流暢症(吃音)/小児期発症流暢障害(吃音) (Childhood-Onset Fluency Disorder (Stuttering))
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