2017年6月7日水曜日

映画 ポエトリーエンジェル 6月9日新宿にて吃音当事者とトークショー

ポエトリーエンジェルには吃音の設定があります。
実際の吃音者と、吃音を演じる役者、監督との映画の裏話などが楽しみですね。
場所はテアトル新宿で、20:50の上映回の後にトークショーが設定されています。
[日時]6/9(金)20:50の回上映後



『ポエトリーエンジェル』トークイベント続々と開催決定!(6/2更新)
http://www.ttcg.jp/theatre_shinjuku/topics/detail/52642

絶賛上映中の『ポエトリーエンジェル』にてトークショーが続々と開催決定しております!今後も追加の予定あり!!
ご都合の合うお客様はぜひ映画と一緒にお楽しみください♪
【『ポエトリーエンジェル』トークショー】
□登壇ゲストは当日のご都合により変更となる場合がございます。
□登壇ゲストへのプレゼント等は原則直接お渡しする事は出来ません。
 劇場スタッフが事前にお預かり致します。
●6月8日(木)20:50の回 上映後 ※予告10分あり
篠原哲雄監督&外山文治監督&飯塚俊光監督による本音トーク!!
【登壇者(予定)】
篠原哲雄監督(『月とキャベツ』『花戦さ』)、外山文治監督(『燦燦-さんさん-』)、飯塚俊光監督
MC:松崎まことさん

●6月9日(金)20:50の回上映後 ※予告10分あり
武田玲奈DAY!飯塚俊光監督と吃音アドバイザーによる役作りトーク!
【登壇者(予定)】
武田玲奈さん、廣瀬功一さん(言友会)、遠藤百合加さん、飯塚俊光監督
MC:和田隆さん
トーク終了後、パンフレットご購入の方に武田玲奈さんと飯塚監督のサイン会を実施いたします。

2017年5月31日水曜日

吃音ポータルサイト(金沢大学)がリニューアル

金沢大学人間社会学校教育系小林宏明先生が公開している吃音ポータルサイトがリニューアルしたとのことです。こちらをご覧ください。


2017年5月8日月曜日

【要申込】2017年5月24日 東京都港区にて 菊池 良和さん(九州大学病院 耳鼻咽喉科)による人権講座

公益財団法人人権教育啓発推進センターが吃音児者の人権講座を開催します。

以下ホームページ紹介から引用
http://www.jinken.or.jp/archives/11583


芝大門人権講座「吃音児・者と母親の人権を守る医師」を開催します!≪受講無料≫

話すとき、同じ音を繰り返したり、引き延ばしたり、間があいてしまったりして滑らかに話すことができない吃音(きつおん)。吃音に悩む人は多く、子どもがからかわれたり、いじめにあったりすることもあり、学校や職場等で様々な不安や困難を感じている人がいます。吃音についての社会的な理解がまだまだ不足していることが大きな問題であり、吃音への様々な誤解・偏見が理解の妨げになっています。5月の芝大門人権講座では、自ら吃音の当事者で、研究者・医師として吃音への理解を進める活動を積極的に行っている、九州大学病院の菊池良和さんにお話を伺います。

 講師
菊池 良和さん(九州大学病院 耳鼻咽喉科)

■日時                
2017年5月24日(水) 18:30~20:00(開場18:00)

■定員
80名(先着順・要事前申込)  

■費用
無料

■会場
人権ライブラリー
〒105-0012 東京都港区芝大門2-10-12 KDX芝大門ビル4F
(公財)人権教育啓発推進センター併設

2017年2月10日金曜日

群馬大学昭和キャンパスで吃音とマインドフルネスに関する新しい研究をスタート(対象は狭い)

群馬大学で吃音とマインドフルネスの研究です。
向精神薬、抗精神病薬の服用をしていない吃音者が対象。条件が厳しいです。
ということなので、純粋な吃音者が対象です。
発達障害が併存していたり、発達障害の薬を飲んでいる方は研究協力できません…。



以下募集案内文

吃音とマインドフルネスに関する新しい研究課題をスタートしました。研究にご協力頂ける吃音話者の方を募集しております。先着順で締め切りますので、ご興味ある方はお早めにご連絡をお待ちしております。

研究内容:マインドフルネスと吃音の関連について神経科学的に調べます。一定期間、マインドフルネスの練習を行って頂き、脳波等の生理指標を計測します。脳波は頭皮上の電位差を測る非侵襲脳機能計測の一つで、安全な計測法です。本研究は早稲田大学との共同研究で実施しています。

所要時間:1回につき約~2時間半 全部で3回来学して頂きます

その他、より詳しい内容についてはご連絡頂いた際に説明します。

ご参加頂ける方:
・18歳~49歳までの吃音をもつ方で、発話時に吃音が表出している方
・現在、吃音や精神疾患の治療を行っていない方
・ヨーガ、禅、各種瞑想法を含むマインドフルネスの練習を日常的に行っていない方(体験参加の経験程度は可)
・現在、向精神薬の持続的な服用がない方
・吃音以外の発話に関する障害の既往歴がなく、聴力に問題のない方

詳細はコチラ

2016年11月28日月曜日

吃音者も発見されるか? 「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」が厚労省の助成を受け実施

ひきこもりの会が40歳超のひきこもりの実態調査をするようです。
実は、ひきこもりの会に吃音者が少数いることが事前にわかっています。
既存の吃音者の当事者団体に行ったことがあるが、価値観の押し付け合いについていけず、離脱したとのこと。

もしかすると、日本全国ならもっと、吃音のひきこもりがいるかもしれませんね。
既存の吃音者の団体には所属していない、吃音者の方々がいるかもしれません。

また、ひきこもりの人の中には、発達障害者支援法ができる以前に発見されなかった人、大人の発達障害者の存在もあります。もしもそのようなことが原因の1つならば、発達障害者支援法も利用してもらえたらと思います。


共同通信社ニュースから

http://this.kiji.is/175511247695806465

40歳超の長期引きこもり初調査
年内にも結果、社会参加策提言へ

 仕事や学校に行かず、家族以外とほとんど交流しない「引きこもり」の人のうち、40歳以上で、期間が10年以上にわたるケースについて、本人や家族らでつくる全国団体が初の実態調査を始めた。引きこもりに至った経緯や支援の有無などを分析。自治体の相談窓口にも聞き取りをし、社会参加に結び付く具体策を提言する。年内にも結果をまとめる予定。

 引きこもりの「長期化・高年齢化」が進むと、抜け出しにくくなったり、親が亡くなった後に経済的に困窮したりする恐れがあるため、結果を国の施策づくりに役立ててもらう。

 調査は「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」が厚労省の助成を受け実施。

【誤報続報】2016年11月27日放送バリバラでも誤報があったことが明らかに 仙台吃音裁判がなぜ負けたのか 吃音で身体障害者手帳の取得は困難

前回の記事
http://stutteringperson.blogspot.jp/2016/11/201372620161127.html





外部から指摘があり、バリバラの録画を確認していました。

筆者は、「精神障害者保健福祉手帳」を取得できるとの説明だけ聞いてほっと胸をなでおろしていました。しかし聞き漏らしていました。

NHKのバリバラもちゃんと、情報提供するようになったんだなとそこだけを確認して安心してしまったのです。

筆者の推測ですが。NHK大阪放送局、バリバラ制作をしている部門は『厚生労働省の職員に直接確認していないのではないか』と思うのです。NHKの職員も厚生労働省に取材をすれば、法律によりどのように運用しているのかわかるはずです。








2016年11月27日放送のバリバラでは、序盤に「吃音の説明」がありました。

吃音の症状の説明。

吃音は症状によって身体障害者手帳や精神障害者保健福祉手帳を取得できる。

と説明していたのです。











しかし、「吃音」で身体障害者手帳は取得できないことが2016年10月22日、明らかになっています。


厚生労働省では「吃音」という内容が書かれた身体障害者手帳申請書類を認めないよう運用していたのです。仙台の吃音障害者手帳訴訟もはじめから負ける裁判だったということですね。

過去に吃音で身体障害者手帳を取得したという事例があります。
その診断書を書いた医師は、Fコードを利用せずに別の症状で言葉が話せないと書いていたのでしょう。バカ正直にFコードの吃音を書くと自動的に却下になるため、それを回避する方法を知っていた医師がいるということです。


障害者手帳申請書類には、ICD-10という診断基準のコードを書きます。
ここで「吃音」と書いてしまうと、吃音とは「F98.5」です。
この時点で、精神及び行動の障害なので、身体障害者手帳を申請しても、Fコードだから精神ですね。はい。却下となっていたのですね。発達障害者支援法を適用していたわけです。

 F00-F99 精神及び行動の障害 > F90-F98 小児<児童>期及び青年期に通常発症する行動及び情緒の障害 > F98 小児<児童>期及び青年期に通常発症するその他の行動及び情緒の障害 > F98.5 吃音症


★ハフィントンポストの吃音記事から
吃音(きつおん)は身体障害?精神障害? ──厚労省の専門官が回答
小口貴宏  ライター&エディター
──仙台では精神ではなく身体での障害認定を求める訴訟もあったが、厚労省はどう捉えているか。
日詰氏:そこは行政なので明確にしている。吃音症という診断名であれば間違いなく精神障害ということになる。身体障害であれば、言語発達に関連した、吃音とは別の診断名がつく。これは吃音に限らず、たとえば自閉症でも、精神障害ではなく知的障害をメインにして療育手帳を申請する例もある。自身が両方の特徴をもっていれば、どちらのルートで交付を受けたいか、本人が選ぶことができる。(日詰氏)

http://www.huffingtonpost.jp/takahiro-koguchi/disfluency_b_12614138.html

2016年11月27日日曜日

【吃音は障害と明言されました!】 2013年7月26日のバリバラは「吃音が厚生労働省の認める障害ではない」と誤報 2016年11月27日のバリバラでは吃音が発達障害者支援法に含まれていると報道する?

速報!!
2016年11月27日放送のNHKバリバラでは「吃音は精神障害者手帳を取得できる」と明言しました。
公共放送として責任を果たしました!ありがとうございます。


2016年11月27日放送のバリバラは「吃音」です。


2013年7月26日にも吃音をテーマにバリバラが放送されました。
詳細はコチラ






この日の放送でNHKは「吃音は厚生労働省の認める障害者ではない」と誤報をしました。

当時のバリバラの放送により「吃音者は障害者手帳すら取得できないのか。人生詰んだ。もう死のう」など人生に絶望し、ひきこもりの道や自殺を決意した人もいるかもしれません。

今夜放送のバリバラは吃音は2005年から発達障害者支援法に含まれていると正しい情報を伝える、公共放送として責任を果たすでしょうか?この部分もみなさん要チェックです。視聴者のみなさん。バリバラで吃音が発達障害者支援法に2005年から含まれていると公共放送の責任が果たされるのかよーく集中して視聴してください。


吃音は2005年から発達障害者支援法に含まれている障害です。
一般に言われる発達障害、自閉症スペクトラム、ADHD、学習障害などのように、全く同様の社会保障制度や合理的配慮、障害者手帳取得、障害者雇用枠での就労が選択できます。2013年に北海道で自死した吃音看護師も本当は生きているかもしれないのです。

内閣府 政府広報オンライン 発達障害ってなんだろう?
吃音やトゥレット症候群がふくまれて説明されています。